ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のレビュー・感想・評価
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動物に化け、時を戻してもなお、社会的立場を守るのは魔法でも困難。。
ハリーもロンも、ちょっと制服を着崩して友達とくだらない話で盛り上がる、大人になりかかり始めた中学生。
相変わらず危険を顧みないのだが、今作の闇魔術対抗術を教えてくれるルーピン先生は、役に立つ授業ばかり。
中でも「エクスペクトパトローナム武器よ去れ!」は作中でも使いまくるし、これをまず入学して最初に教えるべきだと思う。
危険すぎるのよホグワーツは。
ハリーの父親と友達でもあったルーピン先生の、
「ご両親は君を守るために命を捧げたんだよ。それに報いるのにこれではあまりにお粗末じゃないか。校内をほっつき歩いてご両親の犠牲の賜物を危険に晒すなんて。」のセリフ。
これ!!!私がずっとハリーに言いたかった事!!
ハリーもロンも、助かる保証があるかのようにすぐ命を危険に晒す行動を自らする。
ただ、どんなに仲の良い友達ができようと、許可証への保護者のサインを得られず、ホグズミード村に行かせて貰えないハリーの孤独感たるや筆舌に尽くし難い。
失うものがないから、すぐに危険に飛び込めるのかもしれない。
そして、狼男として内なる恐怖や、周りの見る目と戦いながら生きてきたルーピン先生は、ハリーの孤独をよくわかるだろう。
ハリーの両親をヴォルデモートに売った無実の罪でアズカバンに収容されていたシリウスも、ハリーの絶望感と孤独に共感できるのだろう。
ハリーの母リリーはとても優しい魔女だったようだ。
ハリーの父ジェームズは亡くなったからと言って、完璧な人間ではなかったようで、ハリー同様規則を破りまくっていて、なんならハリーより大胆に悪戯だった気もする。
だが、優秀な魔法使いほど、規則にとらわれず、新しい道具を作り出したりして、より強く賢くなっていくのだと魔法界の仕組みもわかってきた。
見透かすが、手を汚さず生徒にやらせるダンブルドアはいかがなものかと思うが。。
無事やり遂げたハーマイオニーとハリー。
今回は後半の謎解き解決部分でロンが途中から留守番。
賢者の石も秘密の部屋も、進むうちハリーだけが直接対決だったので、ハーマイオニーの知恵が活かされて楽しかった。タイムターナー欲しいなぁ。
なぜ、ハリーの両親がヴォルデモートに殺害されたあの晩、タイムターナーを使わなかったのか。
両親の命より、呪文が逆流してヴォルデモートが力を失ったことが優先されたのか?
まんまと逃げたピーターペティグリュー。
小者感がぷんぷんするし、ロンの家に何年も住んでいただなんて気持ち悪すぎて、可愛がっていたロンが気の毒でたまらない。パーシーの元にはどうやって来たんだ?
人から聞くだけでなく、後見人シリウスブラックという家族同然の人物に実際に出会う事ができたハリーは、シリウスが冤罪被害者でなくなり産まれて初めて家族と暮らすという想像にどれだけ心浮き立ち、それがピーターのせいで阻まれた時、どれだけ奈落の底に突き落とされただろう。
お父さんの守護霊の牡鹿、綺麗だったなぁ。
ハーマイオニーはやたらロンと距離が近い。
まだ多分無意識。ロンもデレたりはなく、なんだろうとぼんやり思っている程度。2人が可愛らしいが、頭脳において圧倒的実力差。ただし、他人に突然乱暴になるところは似ている。。
このまま引っ張りそうな予感!!
キャストが成長し、コロンバス監督からキュアロン監督に変わって空間的な広がりを感じました。両親の因縁を抱えたまま進み、何も解決しないのでモヤモヤします。また前の2作と違って対決シーン等も特に無いので、一本の映画としてもスッキリせず、結局のところ過去作と一長一短な感じで、微妙なシリーズだという気持ちが増しました。
大成長!!劇的ビフォーアフター。 シリーズは一気にダークな展開へ…🌑
魔法ファンタジー映画、『ハリー・ポッター』シリーズの第3作。
魔法界の監獄「アズカバン」から、殺人鬼シリウス・ブラックが脱獄する。
混乱する事態の中、ハリーの両親の死の真相が徐々に明らかになってゆく…。
前2作で監督を務めたクリス・コロンバスが降板。
代わりに監督を務めるのは、『大いなる遺産』『天国の口、終わりの楽園。』の、後のオスカー監督アルフォンソ・キュアロン。
○キャスト
ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。
ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。
ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。
セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。
ミネルバ・マクゴナガル…マギー・スミス。
原作はJ・K・ローリング。
新たなキャストとして、脱獄囚シリウス・ブラックを演じるのは『レオン』『ハンニバル』の、後のオスカー俳優ゲイリー・オールドマン。
「占い学」の教師、シビル・トレローニーを演じるのは『日の名残り』『ラブ・アクチュアリー』の、オスカー女優デイム・エマ・トンプソン,DBE。
😖「スリザリンは嫌だ…。スリザリンは嫌だ…。」
🎩「ほぉ。スリザリンは嫌かね。それほど嫌だというのなら…。ア ズ カ バ ンンンンん !!!」
😨「………………(゚ω゚)………。。。」
というネタでもお馴染み、「アズカバン」。
『アズカバンの囚人』というタイトルではあるが、別にハリーがアズカバンに収監される訳ではない。
いつもの通り、ホグワーツが舞台である。
これをマンネリと捉えるか、安心と捉えるかは貴方次第です。
『ハリポ』ファンの間で最高傑作と名高い『アズカバン』。
確かに原作小説は『アズカバン』が一番面白い!
シリウス・ブラックやディメンター、狼人間など、これまでを遥かに凌ぐホラー要素と、次々と提示される謎and謎。
そして、クライマックスで明らかになる驚愕の真実…😳
この『アズカバン』によって、『ハリポ』が児童文学という枠を超えた、世界を揺るがす新時代のビッグ・カルチャーである、と世間が認め始めたような気がします。
原作の中身はめちゃくちゃ濃い。
それを一本の映画に纏めようとしているため、本作はこれまで以上にダイジェスト感が酷い🌀
特に冒頭、マグル界のシークエンスは明らかに説明が足りていない。
何故ハリーが「漏れ鍋」というパブへ向かおうと思ったのか、何故そこに魔法省大臣のファッジが居たのか。
そのあたりのことを省略しすぎていて意味不明になってしまっている。
また、原作小説はたしかに面白いのだが、お話の内容は過去作と比べると遥かに地味。
巨大な怪物をやっつける訳でもなし、ホグワーツに隠された秘密を暴く訳でもなし、ヴォルデモートと対決する訳でもなし…。
小説なら地味なお話でも問題ないんだけど、やっぱり映像媒体である映画になると、とりわけ本作のような娯楽映画になると、もう少し派手なアクションシーンを求めてしまう。
絵面や物語の地味さは否めないが、それでもなお本作が観客の目を惹きつけるのは、ルックがバキバキにカッコ良いからっ!✨
デヴィッド・フィンチャーの『セブン』を思い出すような、陰影のくっきりとしたダークな画作りがめちゃくちゃカッコ良い!しかもそれが映画のトーンとピッタリ。
ファミリー映画ど真ん中な『賢者の石』や『秘密の部屋』では、こういう画作りは出来なかったでしょうね。
誰が監督をクリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンに変更したのかは不明ですが、これは名采配としか言いようがない👏
クリス・コロンバスは間違いなく名匠だが、やっぱりファミリームービーメーカーだからどうしても映画が明るくなっちゃう。
『アズカバン』はもはやファミリー・ムービーとは言い難い暗さを持った映画なので、クリス・コロンバスとは相性が悪かったのだと思う。まぁクリス・コロンバスが作った『アズカバン』も観てみたいけど。
『ハリポ』を観ていて強く思うのは、シリーズ全体のヴィジョンが明確だな〜、ということ。
近年の大作映画は、明確なヴィジョンを持たないまま、ものすごく場当たり的にシリーズを展開させていく傾向がありますが(『SW』とか『ジュラシック』とか…)、『ハリポ』は違う。
クライマックスまでの道筋をきちんと思い描きながら、映画制作を行なっている。
例えば、「暴れ柳」。
これは本作のキー・アイテムである訳だが、ちゃんと前作『秘密の部屋』で、さりげなく登場させている。
また、ハリー・ロン・ハーマイオニーの関係性も、きちんと続編のことを考えられた描写がなされている。
バックビークの処刑を知り、涙を流すハーマイオニーがどちらの肩に寄り添ったのか…。この何気ない描写で、今後この3人がどういった人間関係に落ち着いていくのかが暗示されている。
スネイプ/シリウス/ルーピンの関係も、明らかに過去に何かがあったことを匂わせるような描写がなされている。
スネイプがハリーに向かって言った「お前の父親も傲慢で威張り腐っていた」という発言。
ハリーは当然この発言を(生意気な口調で)否定する訳だけど、これも後々にちゃんと活きてくるやりとりですよね。本当に先のことまで考えて映画を作っている。
偉い!!👏
もちろんこれはJ・K・ローリングという絶対的な原作者がいるからこそ成せることなんだろうけど、これは映画の制作サイドがちゃんと原作者を尊重し、彼女にも映画制作に深く関わってもらっているからこそ。
良くも悪くも原作とはまるで違う物語になってしまうことは、映画の世界ではよくあることですが、本シリーズに関しては原作の世界観/ストーリーを完璧に再現していると思います。
まぁそのため、少々息苦しさを感じるのもまた事実ですが…😅
とまぁぶつくさ言ってきましたが、本作の感想を正直に述べるとただ一言。
「みんな大人になっとるーーーっ!!!💦」
前作まではちびっ子だったハリー達が、本作ではもう完全に青年。
ハリーもロンもめっちゃイケメンになってるし、ハーマイオニーなんてとんでもない美人になってる✨
ダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンは当時15〜16歳くらい。そりゃあこのくらいの色気は出てくるかー。
『賢者の石』の頃とはもうほとんど別人っす。
個人的にはクリス・コロンバスが監督をやっていた頃の、牧歌的なファミリー映画路線が好きなんだけど、この映画も決して悪くない。
後にオスカーを獲得するアルフォンソ・キュアロンが監督をしているし、ゲイリー・オールドマンやエマ・トンプソンと言ったレジェンド級の名優も出演しているので、『ハリポ』には興味が無いような硬派な映画ファンにも観て欲しい一本。
※タイムトラベルを可能にするトンデモアイテムを、軽々と生徒にあげちゃうマクゴナガル先生って一体何者…?
魔法世界では逆転時計ってそれ程珍しくないのか?
いやいやいや、誰も彼もがこんな激ヤバアイテム持ってたら世界がおかしくなっちゃうし。
うーむ…。やはりタイム・トラベルについてはよくわからないし、考えたくもない🌀
3作目。 キャストたちはさらに成長。ちょっとハリーは反抗期かという...
3作目。
キャストたちはさらに成長。ちょっとハリーは反抗期かという感じ。ダンブルドア校長が変わってしまって、前作よりも若い感じがやはり違和感。
両親の死の真相などが明かされていき、ストーリーも本格的に進行していき、おもしろさが増して良かった。
スネイプ先生の扱い…笑。おもしろかった。
シリウスの再登場に期待したい。
ファン人気もうなずける秀作
お決まりのダーズリー家のシーンでも、今までいい子だったハリーの傲慢さが出ていて、人間模様もしっかりあるので、ただのファンタジーに収まっていない。(まぁ反抗して当たり前なのだけど)
メインの話も、今までの2作が導入でしかなかったかのような急展開で、初めてヴォルデモートが出てこない話なのに、だいぶ核心に近付いていく。最後まで伏線回収がうまくできていて、とてもおもしろい。
ハリー・ポッターの中でも人気は高いらしいが、納得。
ダーク感が強くなってきた
今のところ3作目が1番面白い。(5作目まで鑑賞中)
あのスネイプが3人を守っている有名なシーンが見れた。
スキャバースが、、
ディメンターが結構怖い。
シリウス・ブラックもリーマスも良い役。
途中までダラダラまで見ていたが、シリウス・ブラックが登場したあたりから食い付いて見た。
【ハリポタシリーズ3/8作目!一気に大人向けの映画に進化】
・2004年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。・北海の真ん中にある孤島にある魔法界の刑務所「アズカバン」に収容されていた罪人シリウス・ブラックが脱獄し、ハリーを狙ってホグワーツ魔法学校に向かっている。果たして学校はハリーを守れるのか、ハリー自信はどうするのか。シリウス・ブラックとはどんな犯罪者なのか。 という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・読めないオチが凄い
・子供映画から大人映画へ一気に進化
・張り巡らされた伏線を愉しむ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・シリーズ1作目はTHE子供向けな内容(でも大人も一緒に楽しめる)、2作目は少しだけ物語に複雑性が増して大人も楽しめる内容、そして、本作3作目は、、、もう大人向けのサスペンスファンタジー映画と言っても過言ではありませんね。
・シリウス・ブラックの脱獄とハリーの過去(両親)やホグワーツとの関係、が明かされつつ迎えるラストのオチは全然読めませんでした。これまでの作品で身内に裏切者(悪者)がいるという体験から、色々と想定していたのですが、見事に当たりませんでした。全然読めませんでした笑 しかし、ぶっ飛ばしたオチではなく、きちんと物語を通した繋がりのある納得のオチ。
・また、小ネタや伏線もどんどんスケールアップしてきていて楽しめます。今回は、ロンが「あれ、ハーマイオニー?君はいつこの授業に来たの?」的なシーンが複数回登場した時点で「あ、これは何かあるな」とふみました。しかし、これまた答えを当てることができず、無念💦 でもすがすがしいほどに、「あ~、なるほどね」となる伏線回収でした。バッグビーク(ヒッポグリフ)のくだりも「あっ💦」となりますよ、きっと!(おっと、いいすぎないいいすぎない笑)
・もう、子供向け映画とは呼べないクオリティの高さに感服です。
[演出]
・過去シリーズも含めてですが、おぞましいことが起こる際、ゆったりとしたカメラワークや動きで恐怖の対象を魅せてくれる演出は王道っぽくて好きです。例えば、ディメンター(吸魂鬼。血ではなく人の魂を吸う悪魔)が現れるシーンなど。上手な演出なのでさらりと流れてしまいますが、こういった演出を一つ一つ積み重ねていくことでスムーズに物語が観れて、効果的に感情を上下してくれているんだなぁ、改めて感じました。
・ディメンターの動きも独特で、恐ろしさを十二分に引き出してくれる演出になっていたと思います。
・個人的に一番好きな演出は、エンディングでも利用されている「ホグワーツの魔法地図」の動きと、その効果を終わらせるときに放つハリーのセリフ。1本の作品としてきゅっと引き締めてくれたように思います。
・あれ、どうやら1作目2作目を担当されたクリス・コロンバス監督ではなく、メキシコ人のアルフォンソ・キュアロンさんという方が監督をやられているようですね。
[映像]
・前作まではクィディッチで魅せられたアトラクションに乗っているかのような臨場感。今作では、それが暴れ柳に襲われるシーンでした。チンさむものです。
[音楽]
・いつもどおり「ジョン・ウィリアムズ」さんがご担当されています。安定感あり過ぎるBGM集に、もういう事ありませんね。
[演技・配役]
・ロイ、服装がかっこよくなっていましたね。
・ハリーは、大人の一歩手前という絶妙な雰囲気があってよかったです。
・ハーマイオニーは、もうほぼ大人の美しい女性。才色兼備です。ただ、どこか少しだけ子供らしさが残っているところがミソ。
[全体]
・1作目、2作目を観た時にはあまり覚えなかった「次を観たい」という感覚。いよいよ、ハリーの両親やかつてのホグワーツを含めて核心に入る3作目「アズカバンの囚人」を観ることで、その感覚を強烈に覚えました。これまでは子供向けの映画を大人も相乗りして楽しめる程度に思っていたところが、一気にハリーポッターの世界に魅了されて、続きを観たくなっています。シリーズを続けてみる状況も、かなり楽しめている要因です。さらには、映画で理解しきれなかった部分をネットで探す始末。もう完全にハマってますね。笑
・1度観ただけでは理解しきれていない登場人物の真意や小ネタ、裏設定などなど。これもまた何度でも観たくなる凄さ、そしてシリーズが完結した今でも新たにエンタメ施設が作られるほどの人気ある作品の理由なのでしょうね。ようやく、ハリー・ポッターという世界(温泉)に体ごとどっぷり浸かれた気分です。この調子でラストまで一気に観るぞぉ!ありがとうございました。
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#全体3.7 #物語3.8 #演出3.7 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.7 #音楽3.8
シリーズで1番の面白さだった様な
シリーズ第三作。監督がリトルプリンセスで知られるメキシコの監督アルフォルソ・キュアロン、脚本・音楽が引き続きスティーブ・クローブスとジョン・ウイリアムズの2004年公開の米英映画。
脱走犯シリウス・ブラック役で、ゲイリー・オールドマンが出演。
意外な展開もあり、面白かった覚え。シリウス役が印象に残ってるが、ゲイリー・オールドマンだったんだ。
アルフォンソ・キュアロン
監督がアルフォンソ・キュアロンに変わり、落ち着いたダークさになった。
今回はハリーよりもハーマイオニーの方が活躍、やはり頼りになるのは・・・。
脱獄したシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)よりも、吸魂鬼ディメンターが怖い。
ダンブルドアにはマイケル・ガンボンが。
心の内側:信頼・裏切り、そして守護
坊やが少年に変わった作品。
可愛くて一生懸命で時々悪戯するお子ちゃまから、自分の中にある破壊願望(敵討・イライラ感)などのダークな部分への目覚め。理想化したい父の見たくない部分も見えて戸惑ったりして…。
己の意志がはっきりしつつ、出来ることも増えてきつつも、まだ卵の殻をお尻にくっつけている年齢。思春期。ぞくぞくします。
物語はまだ”学校”という佳き人々に”守られた”舞台を中心にしている。
嫌味でハリー達を目の敵にしているように描かれているスネイプ先生。
真似妖怪でのくだりにはよくぞ思いついた!と作者にアイデア賞をあげたい運び。本で読むより、ものすごいインパクト。しばらく頭から離れない(笑)。
でもそれよりなにより人狼からハリー達三人組を守ろうとした姿。惚れてしまいました。その後明らかになるハリ―との関係を知れば「ああ」と思うけど、それが無くとも”生徒”を守るために同じ行動とったんだろうな。三人をかばっているもの。
人が苦しむ思い出を糧としているディメンダー。心の中の恐怖を真似て人を恐怖に陥れる真似妖怪。
対する守護霊。楽しい思い出で真似妖怪を撃退する。
生きる知恵、守り神を貰った気分。
物語としては、前作でアットホームなロンの家族の温かい関係を描き出した後で、今作で焦点が当てられているのはハリーの家族を巡る話。ハリ―に親友がいるように、父の仲間、その関係性。いじめ、劣等感。裏切り。心に湧き上がる様々な想い、行動。誰が味方で誰が敵か、そんな二元論では語れない。
そんな心の動きをみせてくれるはずだった今作。
公認の動物もどきは7人しかいないはずじゃなかったの?と、そのオチは無理やりにとってつけた感がなきにしもあらずで、原作を読んだ時点から戸惑ってついていけなかった。
映画では、ハリ―の両親の死についての「実は」話が思いっきり短くまとめられすぎていて「えっ?その展開でその心変わり?」と、置いていかれ感が半端ない。ここをもっと丁寧に描いてほしかった。
加えて、あちゃと思ったのは、シリウスとルーピンの身長差。別々に観る分には最高なんだけどコケた。獰猛・凶悪な(と言われている)シリウスの方がルーピンより若干高いと思っていた。勝手なイメージが崩れただけなのだけど。配役って難しい。
と、あっけにとられているうちに、ラストへの展開。
そのオチって…。と原作ではあっけにとられたが、映画の方が迫力で見せ切ってくれる。
ハリ―の活躍・ハリーの想い。切ない。
でも、まだ、ほんわか心が温かくなる展開で終わる。
ディメンダーや真似妖怪、守護霊の映像化とか、監督が変わってダークっぽい(前作までがゴールド系なら、今作はシルバー系)色調でまとめられつつも、ホグワ―ツの周りの空の広さ、森の深さ等見事な映像化に酔いしれた。
しかし、夜バスといい、風船・ディメンダー・真似妖怪・人狼・動物もどき…。脳内イメージを超えている。ディメンダーなんて悪夢に出てきそう。最初の登場シーン怖すぎ。
俳優たちもすごい。
これでもかというほど名優だらけ。
リックマン氏 VS オールドマン氏の対決なんて!!!このお二人のやり取りだけで映画が終わってもいいくらい(≧▽≦)。でも、さっさと終わる(映画の尺からしたら当然ですが)。
夜バスの車掌もいい味出している。
そして、特筆したいのが、この名優たちに囲まれて、決して見劣りがしない少年・少女たち。ハリー、ロン、ハーマイオニー、ドラコ…。
特に、ラドクリフ君は、これだけの名優を相手にしても引けを取らない。まだ、ワトソンさんはちょっと固いけれど。それでも前作・前々作と比べたら今っぽくなってきた。
ロンの活躍は今回あまりないけれど、画面のちょっとしたところでの表情が自然。素でやっている?というほどはまっている。ハリーとハーマイオニーだけだと、ぎちぎちになって、肩に力が入ってしまうが、ほどよく力を抜けさせてくれる。
とはいえ、一番のみせどころだと思っていた、人間ドラマが描き切れていないのが悲しい。
これだけの俳優がそろっているから余計に勿体ないと思ってしまう。
(原作は、ハリーたちの1年を描くスタイル。そこに、さまざまな伏線が張り巡らせられているから、全部を忠実に実写化しようとすると、月1回の12回ドラマでないと不可能になってしまう。
そこを今回はハリーに絞って作り込んだから、ツッコミたいところもあるし、上記のように文句も言っているけれど、よくまとめたと思います)
ダークファンタジー
この作品から一気にダークな作風になります。
個人的にはシリーズの中でも1,2を争う程に好きな作品。
ヴォルデモートは出ませんが魅力的なキャラクターが沢山出ます。
シリウス・ブラック
リーマス・ルーピン
ピーター・ペティグリュー
特にハリーポッターシリーズでも重要なブラック家には要注目。
ホグワーツ特急でのディメンター登場と学校での合唱シーンはかなり印象的でした。
逆転時計の流れは、なんかドラえもんの秘密道具を思い出しました。
夢があるね
ハリーポッターシリーズはなんと1と2しか見たことがありません。
連続で見ようとして、1.2みたあたりでマンネリしてしまうんですよね。今回こそ全部見ようと思い、3作目からみてみました。
相変わらず、魔法の世界はワクワクします。
話の内容はタイムスリップネタがあってそこがオチとなっててまあまあ楽しめました。
1.2と比べてあっというまに成長しますね。
ハーマイオニーがかわいくて活躍します。
1と2よりよい
amazonで原作読んでから久々に鑑賞。1と2に比べると映画のできはよいと感じます。なるほど監督が代わってるんですか。初めて映画オリジナルの展開を大胆に入れたので映画単体としてまとまりが一番あるように思います。原作との接し方によって賛否はわかれるでしょうが。
まあ本一冊分を一本の映画に原作どおりにまとめるのは土台無理なのでやはり最低限の改変は必要だなとポッターシリーズを見ると感じますねえ。とはいえ前半部分は1, 2 同様の超絶ダイジェストなのでどうしても余韻とか薄いです。
エクスペクトパトローナム
ダニエルラドクリフ扮するハリーポッターは3年生になったが叔父の家では虐げられていたので出て行った。公園で座っているとバスが現れた。折しもゲーリーオールドマン扮するシリウスブラックと言うアズカバンからの脱獄犯もホグワーツ界隈をうろついていてハリーを狙っていた。ハリーは、不思議とディメンターに影響されて箒から落ちたりした。ハリーは、守護霊を呼び出すエクスペクトパトローナムと言う呪文を教えてもらった。果たしてハリーは無事でいられるのか? 人狼だったり名付け親だったりタイムトリップとか不思議な人間関係が成せる技だったりだんだん難しくなってきたね。
シリーズでこの作品が1番静かに観てられる。 初代は子供が騒いでて前...
シリーズでこの作品が1番静かに観てられる。
初代は子供が騒いでて前作は蛇とキャーキャーいってて。
ここからどんどんダークファンタジー寄りになっていくんだよなぁ。
今作もどことなく暗い雰囲気でダーク寄り。
楽しいキャラクターの面々と魔法ワールドが魅力的
この原作を2時間ちょっとの尺に収めるのは厳しいですよね。伏線が楽しい原作ですが、はしょり過ぎていて映画では伏線があまり効いていない気がします。なので、原作を読んでいない方はこの原作の面白さが伝わりきらないのではないでしょうか?
でもこのハリー・ポッターの楽しいキャラクターの面々と魔法ワールドはとても魅力的に描かれていてそれだけでもじゅうぶんに楽しめますね♪
複雑でよく分かんないとこもあった。 石が飛んできたとかは、全部自分...
複雑でよく分かんないとこもあった。
石が飛んできたとかは、全部自分達がやったことだった!
ハーマイオニーが1番勇気ある。女の子だけどすごい!
素敵な時間♪
ハリーポッターはいつ観ても良いですね(*^^*)
ハリーはもちろん、ロンもハーマイオニーもキュート💕
ずっとずっと観てたいなぁ✨
前作よりみんな大きくなっててビックリ😃
校長先生変わったのね💧
今回は自分が好きな『ヘドウィグ』が活躍しなかったのでちょっと残念💦
少しずつ闇が忍び寄ってきたね。
後々の重要人物も多く登場!
今回は、雄大な自然も出てきて、
世界が大きくなってきた!
ストーリーとしても、
謎解きあり、魔法の面白さあり、感動あり!
最後のどんでん返しは、
先が読めず、ハラハラドキドキ!
楽しめました!
ゲーリー・オールドマンが出るなんて!!
俳優陣が充実して来て、重厚感がました。
ストーリーの全貌も見えてきて一気に面白くなった印象。
背景も深く細かく設定してあり凄い。
ただ1つ残念なのは時間を戻す事をやってしまった事。それが可能なら何も恐く無くなるし、一番の秘密兵器じゃない!?
全73件中、21~40件目を表示