劇場公開日 2004年6月26日

「順調にハマっていく3作目」ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 jellyfishさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0順調にハマっていく3作目

2024年2月11日
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鑑賞方法:VOD

1作目、2作目はその映画の中で完結していた。
次回作への繋がりはハグリッドが送られた場所として「アズカバン」の名前が出てきたくらい。
でも今回はそうではない。ペティグリューは逃げてしまったし、シリウスの無実の罪も晴れていない。次回に続く要素がたくさん残っている。
私はその作品の中で伏線を回収しきらず、次に頼って不透明に終わるような映画が苦手だけど
アズカバンの囚人は全くモヤモヤすることなくただ次が楽しみという純粋な期待だけが残った。Amazon primeですぐに続きが見られるというのもあるのかな、、
前向きな気持ち100で、次も見なきゃと思った。

今回からダンブルドア役が変わっている。
深い博愛に満ちた神父様のようなイメージから、何となく策士家で人間らしいイメージへと変わった。リチャード・ハリスの前ダンブルドアが大好きだったので寂しさもあるけど、ここから最後まで役を担うマイケル・ガンボンがどんなダンブルドアを作っていくのか楽しみ。
また、マルフォイが小物に振り切ったなぁと思った。秘密の部屋までは意地悪だけど年相応の臆病さがあるくらいの感じだったが、無謀なチャレンジをして自滅したり、ハーマイオニーに女々しく怯えたり…メインキャラクター達よりもイケメンに成長してしまった彼が、可愛さを出してきたここからきっと女性人気を得たんだろうなと思った。

jellyfish