「安心してハラハラできるサイコサスペンス」ハンニバル ぐちたさんの映画レビュー(感想・評価)
安心してハラハラできるサイコサスペンス
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1991年に公開されたサイコサスペンス「羊たちの沈黙」の続編。2001年公開。
抑制された音楽と暗い色調の画面。
フィレンツェの重厚な街並み、そしてワシントンD.C.郊外の落ち着いた景色の中で、リドリー・スコットが描き出す狂気の物語。
ハンニバル・レクター役は前作に続きアンソニー・ホプキンス。FBI捜査官のクラリス・スターリング役はジョディ・フォスターに代わりジュリアン・ムーア。
スターリング役は、しっかり者のイメージのジュリアン・ムーアより、どこか儚い印象を受けるジョディ・フォスターの方が向いているように思ったが、見ているうちに気にならなくなった。アンソニー・ホプキンスは安心の演技。
エンディングで博士は飛行機の座席に座っている。どこに向かうのだろう。
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