グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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幸せは人それぞれ
普段は遊び歩いている主人公。
実は数学的な才能を持ち合わせているが、幼少期のトラウマなどからそれを活かせず、自分に向き合えずにいた。
主人公の才能に気付きそれを伸ばそうとする大学教授、変化を恐れる主人公の心を開こうとする心理学者、恋人や友人との人間模様を描くストーリー。
愛情、友情、嫉妬、孤独、権威など、人生の縮図が描かれている気がする。
それぞれの登場人物の中にいろいろな葛藤があり、互いの関わりを通じて考え方が変化していくところが良い。
主人公の数学的な才能に気付いた大学教授はそれを伸ばそうとするが、本人はそれを望んでいないあたりで、人が思う幸せと、自分が思う幸せの違いを認識させられる。
変化を選んだ人も、そのままの生活を送る人も、人の数だけ選択肢があり、少し一歩踏み出そうと思える心温まる話。
ロビン・ウィリアムスの自然体
これだけの、高い評価を勝ち得た名画でありながら、なぜか興味がわかずに食わず嫌いでいました。初見です。
主要な5人(天才、アニキ、恋人、教授、セラピスト)の人物描写がよく練られていて、特に主人公のウィルを取り巻く人間模様は最後まで飽きさせずに展開していきます。
マット・デイモンはこの難役を力業で表現し、天才の孤独と、生きる動機を熱演しました。
それでも、やはりロビン・ウィリアムスなくしてこの映画の成功はなかったでしょう。改めて確信しました。
ロビンの自然体の演技の前には、マットの熱演も、力が入りすぎていて「クサい」と感じます。
今更ながら、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を担当した事が信じられないくらいの素晴らしいストーリーでした。
2015.11.26
超天才を更生に導く誠意ある心の交流が己にも…
ロビン・ウィリアムス主演の
「ガープの世界」を観た関連で、
24年前の劇場公開作品を3度目の鑑賞。
ウィルが超天才ではなく、
身近な天才程度の設定では、
この物語は成り立たなかっただろうかと
想像を巡らしながら鑑賞した作品だった。
いくつかの場面が心に残った。
池のベンチで、ショーンが
「君の知識は本から得たものだ…愛する人と
並んで目覚めた朝の幸せは語れまい」と語る
シーン。
親友のチャッキーから
「君は当たりくじをもっていながら換金
しない…ここに居座るのは俺達への侮辱だ」
と諭されるシーン。
実は、ウィルが旅立ったのはチャッキーの
期待とは異なる意味合いだったのだが。
ショーンが「君は悪くない…」と繰り返し、
ウィルを抱きしめるシーン。
等々、あからさまに
何度も人生訓が語られる。
多少直接的過ぎる表現だが、しかし、
それでもそれぞれが私の心には響いた。
そして、鑑賞中に尾を引いていた
主人公を超天才としたデフォルメ的作為も
忘れたままにラストシーンを迎えていた。
どんな人生だろうが完璧なものは無く、
人それぞれに同じように悩みはあり、
それを更生出来るのは立ち位置を乗り越えた
誠意ある心の交流しかなく、
そしてそれが
それぞれの更生にも繋がってくるとの
人生訓の得られる感動作だったから。
無名だったマット・デイモンとベン・アフレックが脚本家&俳優として鮮...
天才も大変だ。愛し方もまた難しい。
愛すること。愛されること。それだけで幸せになれる人もいるし、でもそれが手に入らなければ何もかもがいらないと、自暴自棄になってしまう人もいる。愛すること。俳優がすごい。カウンセラーがやっぱりすごい。迫り方、突き放し方。気になるところがなかった。5点です。すごい映画。
燃えゆく回答用紙
地位で自分の肯定感を満たしていた教授がウィルに出会ってしまって…
そしてその才能が無駄になることに対して、
何かしなければという気持ちや
燃えゆく回答用紙を、
初めに出てきた教授とは比べ物にならない、
情けない姿で吹き消す姿を見ていると辛かった。
こいつ嫌なやつだと思いながらも、
人間なんだもの…情けない姿もあって
そんな瞬間が垣間見れた時、心が動かされるのだなと思いました。
何度も何度も、ウィル!頑張れ!
そうじゃないって!と
ウィルが幸福の結末へ向かう様に願って見ている自分がいて、その都度裏切られていました。
恋人とも別れてしまったり、
ショーンともうまく行くんじゃない?!
と期待しつつもダメダメ。
何やかんや最後は良かったと思いつつも、
その後どうなるのかは分からないし、
それでもウィルが恋人とうまくいって、
ちゃんと才能も活かした自分のやりたいことが見つかります様に。と願わざるを得ないです!
「自分は本当は何がしたいの?」
「who you are?」
結局は、人の話を流せというわけではないけれど、
それを受け入れた上で自分はどう思ったのかを、自分の言葉で話すことは大切だなと思いました。
この映画で、人生を学んだ感じもします…
(そんな大きなこと言えるたちではないですが)
怖い時こそ一歩前!☺️
ウィルが初めコピー人間を卑下したのも、
実は自分自身を卑下していたのかも。
それから、
どんな自分でもありのままを愛せたら、
他人の前でもそうやっていられるのかな。とか。
まだまだ程遠いけれど、私も、がんばります…!
ウィルとショーンのハグのシーンは王道に感動しました。
それから、
本を読んだって、何をしたって、その人の経験を
うんわかるなんて共感できっこない。
それでも想像することを放棄しろってわけじゃないけど、
確かにそうなのかもしれないと、なんだか辛くなりました😅
期待を裏切らない面白さ♡
自分には刺激が足りなかった
ほのぼの感、満載でした
めちゃくちゃいい映画!名作!
結局才能がもったいない気がしてしょーがない。
心を閉ざした天才青年と彼のセラピーを担当することになった心理学者の...
君は悪くない。君は悪くない。君は悪くない・・・
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