「いつも決めるのは心だから」グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち マークロス子さんの映画レビュー(感想・評価)
いつも決めるのは心だから
クリックして本文を読む
失礼ながら、題名も聞いたことなく、なんとなく若き日のマッドデイモン(ウィル)が見れるのかーで見始めた作品。ストーリーのあらすじとかも知らなかったので、天才数学者者かとー思ってたが。
いやはや、誰にでも通ずる「一歩を踏み出す」話でした!これ、主人公に設定がもりもりなのが個人的には、スゴい効いてるなと思いました。
最初のほう、ウィルがスカッとチャラ男からヒロインを助ける(論破する)シーンがあるんですが、結局そこも同族なんですよねー知識量で上回ってるだけで
あと自分で考えて生きてると言っときながら、現状の小さな世界に閉じ籠もってしまい続けてるという。この前半のシーンが現状の問題、この映画の伝えたい部分を明示してると思いました。
そこに辛い生い立ちなどもありますが、カウンセラーの先生(ショーン)と一緒にショーン自身も色々あったのを整理しウィルとともに人生を切り開こうとしていく。
本当に素晴らしい映画です。人生は自分で選択して切り開いていくしかない、当たり前のことを言ってるのですが、あくまで細かい心理描写だけに焦点をあて中だるみもなく、映画らしい引用なども多く簡潔にまどめたキレイな作品でした。
あと、ベン・アフレックが親友でなんも機能しないのかと思ったら終盤で泣かせてきましたー
しかも、2回ね、「お前は違う」と「迎えに行ってウィルがいなくて笑う」シーン2つとも最高のシーンでした
コメントする