「ロビン・ウィリアムスの自然体」グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
ロビン・ウィリアムスの自然体
これだけの、高い評価を勝ち得た名画でありながら、なぜか興味がわかずに食わず嫌いでいました。初見です。
主要な5人(天才、アニキ、恋人、教授、セラピスト)の人物描写がよく練られていて、特に主人公のウィルを取り巻く人間模様は最後まで飽きさせずに展開していきます。
マット・デイモンはこの難役を力業で表現し、天才の孤独と、生きる動機を熱演しました。
それでも、やはりロビン・ウィリアムスなくしてこの映画の成功はなかったでしょう。改めて確信しました。
ロビンの自然体の演技の前には、マットの熱演も、力が入りすぎていて「クサい」と感じます。
今更ながら、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を担当した事が信じられないくらいの素晴らしいストーリーでした。
2015.11.26
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