「燃えゆく回答用紙」グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち ふっくるんさんの映画レビュー(感想・評価)
燃えゆく回答用紙
地位で自分の肯定感を満たしていた教授がウィルに出会ってしまって…
そしてその才能が無駄になることに対して、
何かしなければという気持ちや
燃えゆく回答用紙を、
初めに出てきた教授とは比べ物にならない、
情けない姿で吹き消す姿を見ていると辛かった。
こいつ嫌なやつだと思いながらも、
人間なんだもの…情けない姿もあって
そんな瞬間が垣間見れた時、心が動かされるのだなと思いました。
何度も何度も、ウィル!頑張れ!
そうじゃないって!と
ウィルが幸福の結末へ向かう様に願って見ている自分がいて、その都度裏切られていました。
恋人とも別れてしまったり、
ショーンともうまく行くんじゃない?!
と期待しつつもダメダメ。
何やかんや最後は良かったと思いつつも、
その後どうなるのかは分からないし、
それでもウィルが恋人とうまくいって、
ちゃんと才能も活かした自分のやりたいことが見つかります様に。と願わざるを得ないです!
「自分は本当は何がしたいの?」
「who you are?」
結局は、人の話を流せというわけではないけれど、
それを受け入れた上で自分はどう思ったのかを、自分の言葉で話すことは大切だなと思いました。
この映画で、人生を学んだ感じもします…
(そんな大きなこと言えるたちではないですが)
怖い時こそ一歩前!☺️
ウィルが初めコピー人間を卑下したのも、
実は自分自身を卑下していたのかも。
それから、
どんな自分でもありのままを愛せたら、
他人の前でもそうやっていられるのかな。とか。
まだまだ程遠いけれど、私も、がんばります…!
ウィルとショーンのハグのシーンは王道に感動しました。
それから、
本を読んだって、何をしたって、その人の経験を
うんわかるなんて共感できっこない。
それでも想像することを放棄しろってわけじゃないけど、
確かにそうなのかもしれないと、なんだか辛くなりました😅