チャーリーズ・エンジェル フルスロットル : 特集
先頃公開され、日米同時ナンバーワンを達成した「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」。アクションあり、コスプレあり、お下品なネタも適度に繰り出して、エンジェル役の3人は相変わらずのハジケっぷり。この5月末には揃って来日し、記者会見にセレブパーティ、テレビ出演と大忙しだったのも記憶に新しい。そう、今回の来日は「3人揃って」というところが大事なポイントだ。というのもキャメロン・ディアスは、過去来日ドタキャンを繰り返し、「日本嫌い」「過去に日本で事件を起こした」など、あらぬ風評を立てられていたのだから。そこで今回は、「来日しないハリウッドスター」だったキャメロンが、汚名を返上するまでの苦節15年(?)をかいつまんでご紹介。
祝!キャメロン・ディアス来日
~来日実現に至るまでのドタキャン小史~
編集部
◆1988年◆
来日目的:モデルの仕事のため
来日:3カ月ほど六本木に滞在
【当時のキャメロン】当時16歳。モデルとして世界各地に滞在することになる、その最初の地が日本。以降来日キャンセルする度に、この時に何かやらかした からではとの噂が立つ。
◆1995年3月◆
来日目的:「マスク」のPR
配給元:ギャガ・ヒューマックス
来日:ドタキャン
【キャンセル理由】同年3月に起こった地下鉄サリン事件のため。だが、当時は全然有名ではなかったので、特に気にする者はいなかった。
【当時のキャメロン】「マスク」で映画デビュー。引き続き、「デンバーに死す時」のオーディションを受けるも撃沈。結局ガブリエル・アンウォーが射止めた。
◆2000年10月◆
来日目的:「チャーリーズ・エンジェル」のPR(第13回東京国際映画祭クロージング作品)
配給元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
来日:ドタキャン
【キャンセル理由】監督のMcG、ドリュー、ルーシーの3人が来日した。当時の恋人ジャレッド・レトとの南国バカンスを延長したかった、ジャンクフードの食べすぎであまりにも肌の状態がひどくてカメラの前に出られなかったなど、様々な噂が飛び交う。
【当時のキャメロン】公開当初から第2作製作の噂が立った「チャーリーズ・エンジェル」に対し、「ドリューやルーシーと働くのは嬉しいが、あまり興味ない」 とコメント。また、イギリス・チャールス皇太子とのディナーに3人揃って招待されるが、キャメロンはこちらもドタキャン。