劇場公開日 2002年8月2日

フリーダのレビュー・感想・評価

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3.0ドラマチックではない

2022年8月5日
PCから投稿

略歴を読む限り、波乱万丈の生涯であったようですが、映画では浮気なダメ夫に悩まされているだけの受け身一方の人生のように感じられます。脚本のせいか、演出のせいかはわかりませんが、もう少しドラマチックに表現できなかったのかな? そもそも画家としての凄さがまるで描かれていないので、彼女の名前さえ聞いたことのない者からすると「この人一体ダレ?どこがすごいの?」ってカンジです。 退屈な2時間でした。

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越後屋

5.0アルフレッド・モリーナ

2019年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 背中から金属アームを出してくるのかと勘違いしてしまったアルフレッド・モリナ。こんなにモテる役どころでいいのかという疑問はさておいて・・・いい演技してますなぁ。  前半までは普通の伝記もの映画という雰囲気だったのですが、結婚してNYに渡りディエゴがロックフェラーの壁画を描き始めた頃から映像マジックが凄まじかった。絵と現実の境目が徐々に無くなり、どんどんフリーダの視線からの描写が多くなる。ディエゴがキングコングになった夢が引き金となったのかなぁ。彼の主義はロックフェラー(エドワード・ノートン)をも凌駕するほど熱く、フリーダの芸術性も益々開花する流れ。。。  トロツキー(ラッシュ)が登場してからは、さほど観るべきところもなくなったが、ラストでは感動して涙が流れてしまった・・・うまいなぁ、この演出は。でも、個人的にはサルマ・ハエックの脇毛と一本に繋がる眉毛がお気に入りだったりする。  ほか、アシュレイ・ジャッド、アントニオ・バンデラス出演。

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kossy

4.0革命と芸術と情熱

2018年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2018年3月現在ピクサーのリメンバーミーを鑑賞後、劇中登場するフリーダカーロが実在の芸術家と知り、Netflixでふと見つけて本作を鑑賞。 フリーダの人生を追いつつ作品とそれにまつわるエピソードが味わえる構成が嬉しい。彼女の自画像、特に眉毛が印象的で見覚えはあった。変な絵だなという認識がうっすらと。まず若い頃のバスの事故による一生ものの怪我が人生を貫いている。そして、メキシコの共産主義やらの革命。そんな時代に生きる精神をフリーダの個人的な目線から描いた絵画が観る人の共感を呼び、評価されていると。 自らの治療費等のためとは言え、自分で絵を見せに踏み出すのは良かった。 私の2017年1番好きな映画、ゴッホ最期の手紙でもゴッホの作品を軸に場所や人を繋ぎ人生を追う。つくづく画家の価値は人生そのものだなと感じさせられる。自分もありのままの人生を形にしたいと思う。

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dekamo