劇場公開日 2002年8月2日

「革命と芸術と情熱」フリーダ dekamoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0革命と芸術と情熱

2018年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2018年3月現在ピクサーのリメンバーミーを鑑賞後、劇中登場するフリーダカーロが実在の芸術家と知り、Netflixでふと見つけて本作を鑑賞。

フリーダの人生を追いつつ作品とそれにまつわるエピソードが味わえる構成が嬉しい。彼女の自画像、特に眉毛が印象的で見覚えはあった。変な絵だなという認識がうっすらと。まず若い頃のバスの事故による一生ものの怪我が人生を貫いている。そして、メキシコの共産主義やらの革命。そんな時代に生きる精神をフリーダの個人的な目線から描いた絵画が観る人の共感を呼び、評価されていると。
自らの治療費等のためとは言え、自分で絵を見せに踏み出すのは良かった。

私の2017年1番好きな映画、ゴッホ最期の手紙でもゴッホの作品を軸に場所や人を繋ぎ人生を追う。つくづく画家の価値は人生そのものだなと感じさせられる。自分もありのままの人生を形にしたいと思う。

dekamo