「トリュフォー監督作ではありません‼️」華氏911 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
トリュフォー監督作ではありません‼️
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このドキュメンタリー作品は大変な力作‼️マイケル・ムーア監督がブッシュ大統領を徹底批判する作品で、多くのマスコミがあえて触れなかった様々な事柄を列挙し、誰がイラク戦争で利益を得たのか、戦っているのは本当は誰なのかを追求してます‼️ブッシュの大統領選における疑惑、ブッシュ家とビンラディン一族の意外なつながりなど、その経歴や言動がホントに大統領としてふさわしいのか⁉️9.11テロが起きたとき、ブッシュは小学校で子供たちに絵本を読んでいた。側近からテロの報告を受けた後も、ブッシュが無表情のまま7分間絵本を読み続けるシーンはホントに衝撃的ですね‼️あのブッシュの表情‼️ブッシュは冷静だと訴えたかったんでしょうけど、観てる側として感じるのは絶望的な無力感‼️すべて事実の映像で私見を巧みに表現、観客に政府への怒りをはっきり伝えるマイケル・ムーア監督の姿は痛快なカタルシスですね‼️そしてイラク戦争の帰還兵を連れて突撃取材を行うムーア監督、イラク戦争で息子を亡くした母親の悲痛な姿は本作の白眉だと思います‼️無意味な戦争に対して何も行動を起こさない社会、そしてその社会の頂点に立っていた、時の政権を痛烈に批判、そんな大統領批判を社会現象に出来る男、マイケル・ムーア‼️ドキュメンタリーで一つの社会現象を創造できる男、マイケル・ムーア‼️そんなマイケル・ムーア監督による切れ味鋭い素晴らしいドキュメンタリーでした‼️
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