「ジェシカ・アルバを堪能する映画」ファンタスティック・フォー 超能力ユニット スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェシカ・アルバを堪能する映画
リブート版が公開される前に久しぶりに再見してみましたが、まあ全体的にチープ感は漂ってますが、今見ても相変わらず嫌いではなかったりしますね。
本当に中身は薄く、見せ場らしい見せ場は前半の橋のシーンとクライマックスのバトルぐらいと、お世辞にも褒められた出来ではなかったと思うのですが、近年のアメコミヒーローと違って苦悩・葛藤度が薄く、お気楽な感じが私的には逆にツボだったりもするんですよね。
でも、こんなに早くリブート版が企画されたのも妙に納得、クオリティは正直相当低いですから、もう一回ちゃんと作りたい気持ちは何か良く分かります。
せっかく四者四様(ゴム人間、岩男、火炎男、透明人間)な特殊能力がある訳ですから、もっとそれでたくさんの見せ場を作って話を盛り上げてほしいですよね。
本作は大半がキャラ紹介、しかも四人の意味の無い無駄な小競り合いが中心では、本当に勿体無い。
リードとスーの恋話なんか、とても大人が考えたとは思えないレベルでしたし、とにかく全体的にチープ感が半端じゃなかったです。
でもこのチープ感が逆に心地良かったりもするのですが。
その最たるシーンが、何と言ってもスーの、ジェシカ・アルバの透明人間設定でしょう。
服を着てたら場所が分かるから、素っ裸にならないと透明人間の意味をなさないって・・・ジェシカ・アルバに似合いすぎて、もうニヤニヤが止まりません!
ジェシカ・アルバファンならば、この設定だけで十分楽しめる映画でしょう。
まあ作品そのものはそこそこレベルでしたが、個人的には意外と嫌いじゃない内容でした。
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