「限られた時間の中で」プラダを着た悪魔 szmushiさんの映画レビュー(感想・評価)
限られた時間の中で
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時間は有限である。24時間という限られた時間の中で何を選んでいけばよいのだろう。
仕事、名誉、夢を優先するのか。もしくは、恋人、友人、家族を優先させるのか。
主人公はなぜあの会社で働く必要があったのだろう。誰もが憧れる仕事。なぜあの仕事に憧れるのだろう。権威や名誉のためだろうか。「自分は有名な会社の特別な役職についている。」その事実が精神的な安心につながるのだろうか?幸福に繋がるのだろうか?
編集長ミランダは、終盤で自分の娘たちが可愛いそうだと涙を流す。彼女は幸福に生きられているのだろうか。彼女は自分が嫌われていることを理解しているだろう。しかし完璧な仕事のために嫌われることは仕方ないと理屈づけて生きていたりするのだろうか。
幸せに生きていくために、「限られた時間の中で何を選択していくのか」日々問い続けなければならない。
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