なんて楽しいクリスマス！のレビュー・感想・評価

マイケル・ショウォルター✕家族＝クリスマス映画の主人公は男ばっかり、映画にすべき真の功労者はママ！ミシェル・ファイファーが、世界中のママ達が抱える不満を世の中に叩きつけるホリデードラメディ！！ママの大好きな番組で、ベスト・ホリデー・ママに輝けるのか？！
家族なんてクソ喰らえ！意味わかるでしょ？準備や世話で大変。みんなやりたいことがある。感謝もされず尽くして当たり前の裏方作業、みんなやるのが嫌だから見ているだけ。手伝おうか？働くことが当たり前のようで誰にも感謝されない、正当に評価されない影の功労者。こんなにがんばってるのに、取るに足らないような扱いを受ける透明人間みたい。自分でチケットを取った子どもの教育によくなさそうな（？）腰回りの動きも多いムキムキダンスで、逆ホーム・アローン状態の置いてきぼりくらって恩知らずの家族からの逃亡！サンタクロースばっかりでなく、エルフやトナカイも評価されるべき！！消えて初めてわかるありがたさ。
合言葉は「ほんの気持ち」"隣の芝生は青く見える"夕暮れの香りのモノクロキャンドル。完璧な隣人への見栄バトルに端を発する窃盗で、一気にげんなり萎えた。盗む意味が分からなくて、ついていけない。嫌いなご近所さんのためにわざわざ大事なクリスマスイブに出かけて、すべてを捨てるリスクまで背負ってすることか？そこまでする意味がなくて、納得感ゼロだった。そのシーンに象徴されるように、コメディっぽく振る舞おうとして空回りしている感じがちょくちょくツラかった。
ブチ撒け！本音と建前が入り混じる家族
の集い。父と長女フェリシティ・ジョーンズが似ている。『ホールドオーバーズ』に続きすっかり"クリスマス俳優"枠なドミニク・セッサ「なんで子どもの頃遊ばなかったんだろ？」。つまらなくて薄い馴染めない夫ジェイソン・シュワルツマン。クロエ演じる次女と仲良くしようと努力してきたけどうまくいかない（顔だけで言えば、ルーシー・ボイントンでもいいかなと思った）。『ピースメイカー』『マインクラフト』のあの人も！家族の外出に忘れられたから成人女性が自分の荷物を持って出ていった、クリスマスの母親あるある。私を心配すべきはあなたじゃない。自分でサンタになった。

「君がいることに感謝し続けると誓った」
魔法の言葉はたった3語、"Can I help?"

勝手に関連作『ホーム・アローン』『大災難P.T.A.』『リトル・ミス・サンシャイン』『恋人たちの予感』

母の思いの吐露と、
母娘の話にやられてしまった

自分勝手なママだなぁと思いました。

冒頭から、ママコンテストに出たいとか言い出す怪しい主人公だったので、眉をひそめながら構えて観ました。

ジェイソンシュワルツマンとクロエモレッツは好きな俳優だし、ハングオーバーで出てた子も出てきたので、後半に期待だなぁと思ったんですが、検討はずれでした。

別のクリスマス映画探そーっと。

窃盗＆無断駐車＆不法侵入を平気でする、過干渉、プライド先行型、厭味ったらしく、甘やかすわりには子供を軽んじると自分の母親ならめっちゃ恥ずかしいし、普通に嫌。
仲直りのプロセスも雑で、なぜ仲直りしたのかわからん。

女性が主役のホリデームービーで、ストーリーは王道だけど“今風の軽さと温かさ”が心地良い。
家族とリビングで一緒に観たくなるタイプの作品。
あんな豪邸で家族みんなが集まって過ごすクリスマスなんて、本当に最高。

そして、「キック・アス」でヒットガールとして大ブレイクしたクロエ・グレース・モレッツ が、すっかり大人の雰囲気に。可愛いだけじゃなく、“ずるいくらい綺麗になった” と改めて感じる。

古典的ホリデー映画の安心感と、今っぽいテンポの良さが合わさった温かい一本。

ミシェル・ファイファー、フェリシティ・ジョーンズ、
クロエ・グレース・モレッツの３人が出演しているなんて
そりゃ期待するでしょ。
アメリカのクリスマス命！の映画はたくさんあるけど
この３人が出演するクリスマス映画はさぞ楽しい！
って思ったのに最後まで楽しめなかった。
登場人物誰にも感情移入できなかったし
出演陣の魅力が全然出ていない。
ホント残念。
それどころかキャンドル盗んでなぜ平気でいられるのか。
ずっと最後までモヤモヤが消えませんでした。

クリスマスに母の家出騒動、「なんて楽しいクリスマス」なんて皮肉としか思えないタイトル、まあ、それでもクリスマス映画だから最後は無難に収めてくれるだろうと期待しながら冷や冷や鑑賞。
冒頭で「ホリデー映画の主役は男ばっかし！サンタだって男だしサンタの奥さんはトナカイやエルフ以下の扱い。ママは裏方。家族が楽しく過ごせるのはママのおかげなのに「手伝おうか」の一言もない！」って愚痴る主人公クレア（ミシェル・ファイファー）。まあ、家族を裏から支えている妻や母親の気苦労は分かります、劇中でも全米の視聴者からクレアへの共感が寄せられていましたね。
ただ、根っからのお人好し、善人という訳でもない万引き事件、必要なエピソードだったのか疑問です。
クリスマスとかお正月には家族で一緒にというのは全世界的な習わしだから今更、批判めいた苦言を呈するのもどうかと思うが本作のラストのように、たまには実家でなく温泉とかリゾート地に集まるのもマンネリ化を防ぐ一策かも知れませんね。
日本ではお正月におせち料理を食べる習慣がありますが大きな理由の一つは、正月三が日の間、台所仕事をせずに済むようにという意味もありますからね。奥さん、お母さん有難うございますってか。
クリスマス映画だから音楽もたくさん、シッダールタ・コースラさんのサウンドトラックは良いですね、特にワッサーマン一家が歌うSilent NightやエンディングのI Heard the Bells on Christmas Day（クリスマスに鐘の音を聞いた）のコーラスのハーモニーは素敵でした。