裏か表か？

TIFF2025コンペティション

何かに縛られ、抑えつけられているにもかかわらず、人情味があり、生き抜く力に長けている─
ウエスタンのスタイルでドンパチもありつつも、そこからガンマンとか勝者敗者の輩ではなく、ひとり力強く生きぬく女性像を描き出した不思議な作品でした。

《東京国際映画祭にて鑑賞》

大好きなナディア・テレスキウィッツ主演。
作品に合わせた日焼け＆そばかすメイクが最高にキュート。

予想を斜め上いく展開で面白すぎました。
半ウエスタン、半西部劇の構成。
さらに、ガン・アクションとラブロマンス♡

ローザが生首と会話するシーンに劇場から
笑いが起きて今も余韻に浸っています。
サロメ好きな私としては堪りませんでした。

自由と解放を求めた彼女の行動を最後まで
楽しく見守りました。上映後は拍手喝采！

監督と脚本を務めたお2人の貴重なお話が
聞けてとても嬉しかったです。