「ペンギンは自分の心をうつす鏡」ペンギン・レッスン どーもさんの映画レビュー(感想・評価)
ペンギンは自分の心をうつす鏡
独裁政権下にあったアルゼンチンを舞台にそこに生きる人々の日常、ひょんなことから一緒に暮らすことになったペンギンが人々の心に小波のような変化をもたらす物語。
登場人物たちは物言わぬペンギンについつい語りかけてしまう、自分の心の内を。それは自分と向き合うことだ。ペンギンは何も応えない。答えは語りかけた人びとの中にある。
いやぁ、予想外に良かった。
浴室にあったペンギンのコレクションを見た時はホロッと来た。最後にモデルとなった実際のペンギンが不器用にプールで泳ぐ映像には泣いた。映画の中では空を飛ぶように自在に泳いでいたのに。泣きますよ、これは。
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