劇場公開日 2025年12月12日

「ギャングにゾンビに悪魔にBIG PUNCH!」悪魔祓い株式会社 MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ギャングにゾンビに悪魔にBIG PUNCH!

2025年12月23日
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この映画のポスター見て思ったろ?
" あー、マ・ドンソクが悪魔もパンチでぶっ飛ばす映画だな。" って。

コレだから感の良いガキは嫌いだよ。

はい、まぁ、そんな映画です。
ソクト刑事の相手がギャングから悪魔になった様なモンです。
そうは言ってもしっかりとホラーになってたのが意外でしたけどね。カメラ映像が多用されてて「パラノーマル・アクティビティ」からの影響が1番強く覗えたけども、和製ホラーの影響も見えたし勿論大元は「エクソシスト」だし。
もっとコメディ寄りの映画だと思っていたのにちゃんと怖い。別の意味で驚きだった。
まぁそれでもマ・ドンソクがいるから安心なんだけどねw

この映画の怖さに大きく貢献していたのが音響効果とウンソ役のチョン・ジノさんだろう。
立体音響がちょっと振り返りたくなるくらい効果的に使われていて、映画の怖さを見事に増幅させていた。配信映画を否定するつもりは無いが、映画を映画館で観る事の大切さをこの作品は音響効果で思い知らせて来た。
それほどまでにこの作品は音の迫力とその技術が際立っていた。

そしてウンソ役のチョン・ジノさんですが、その演技力の高さが本作のホラー度をマシマシにしている。
悪魔が現出している時の表情としていない時、そのどちらともいえない時の表情を巧みに使い分ける見事な演技。
見た目が美人というより可愛い系だったりするのでそのギャップがまた恐怖演出に拍車を掛けている。
この女優さんはきっとこの先ハネるね。リンダ・ブレアみたいな事にはならないと思う。

本格的ホラーとマ・ドンソクのアクションが融合した本作。自分のような中二脳のアクション映画馬鹿なら大満足の筈なのだが、いかんせん不満点が大きいのだ。
この作品92分しか無くてホラー映画としては理想的なランニングタイムの筈なんだが、どうにも食い足りない。最近の長い映画に慣れ過ぎたせいかも知れないが、もう少しストーリーに深みが欲しい。掘れる部分も有ったはずだが、テンポを優先し過ぎたように思える。

ま、そのへんは次回作に期待なのかな。「犯罪都市」シリーズも2作目から抜群に面白くなったわけだし。

なので本作もマ・ドンソクのファンで次回作も待てる方なら、
オススメ。

MAKO
MAKOさんのコメント
2025年12月23日

待てるか…。
ウン、まぁ、待つよねw

MAKO
ゆきさんのコメント
2025年12月23日

次回作も。。
待てます♡

ゆき
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