「悪魔より静かだったマ・ドンソク」悪魔祓い株式会社 ブライトワンさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔より静かだったマ・ドンソク
悪魔祓い株式会社
マ・ドンソク主演ということで、
「どうせ最後は拳で悪魔を黙らせるんだろ?」
という嬉しい期待を全力で裏切ってくる一本。
確かに“悪魔祓い”はしている。
ただし世界観はどちらかというと**『エクソシスト』系の正統派ホラー**。
雰囲気も演出も意外と真面目で、普通に怖い。
そのため、
いつものマ・ドンソク節
・豪快なアクション
・理屈抜きの暴力解決
・悪魔すら殴り倒す爽快感
を期待していると、正直物足りなさが残る。
もしこの路線でいくなら、
「シリアスなエクソシストの世界にマ・ドンソクを放り込む」だけでなく、
設定そのものをもっと破壊してほしかった。
極論、
悪魔を殴りまくって悪魔達を終わらせるくらい振り切ってくれた方がマ・ドンソク映画としては正解だった気がする。
ホラーとしては悪くない。
でも「マ・ドンソク映画」を観に来た人には、
ちょっと消化不良な一作。
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