ダ・ヴィンチ・コードのレビュー・感想・評価
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ラングドン教授シリーズです。
ミステリーサスペンスです。内容的にかなり良く出来た推理物と思います。最後に成る程と納得のいく感じです。只、ルーブル美術館を始め現地には行った事が無いので細かな謎解きが理解出来なかったりするのが残念でした。専門用語も多いし。
出演者は、なかなかの豪華キャストです。
【”マグダラのマリア。そして真の継承者。”今作はキリスト教の知識を脳内で総動員して観る、公開当時カトリック教会から猛抗議を受けた理由が分かる宗教ミステリーサスペンスである。】
ー 最初に敢えて記すが、今作の原作であるムッチャ分厚いダン・ブラウン著「ダ。ヴィンチ・コード」は既読である。世界的なベストセラーだったからね。ー
■ルーブル美術館でソニエール館長(ジャン=ピエール・マリエール)が何者かに館内で射殺される。死体は全裸で胸には五芒星が刻まれレオナルド・ダ・ヴィンチの”人体図”の形で仰向けに倒れていた。
ソニエール館長と知り合いだったロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は講演会後のサイン会の時に、”何故か”容疑者として連れて来られ、ファーシュ警部(ジャン・レノ)から誘導尋問を受ける。
だが”館長の孫娘”で暗号解読者のソフィー・ヌヴー(オドレイ・トトゥ)に助け出され、二人は残された”暗号の謎”を解き始める。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・今作はプレミアム公開時に批評家達から酷評されながらも、大ヒットをした映画だそうでである。私が覚えているのは同じ職場だった女性の方が、今作を観に行って”全然、面白くなかった!プンスカ!”と言っていた事位である。
公開当時の私は子供達が超チビッ子だったので、映画よりも臨時出勤のない週末は子供達と遊んでいて、映画には殆ど行かなかったのである。(言い訳)
・で、”面白くないんだろうなあ。映画.comの評価も3.2だしなあ。”と思い鑑賞しなかったのであるが、今週末は映画館には行かない(行けないので)気になって居た作品ではあったので鑑賞した訳である。
結論から書くと、大変に面白い宗教サスペンスミステリーであり、且つ”成程なあ、この内容ではカトリック教会及び熱心な信者は怒るよなあ。”と思う、ビックリな内容であったわけだが、それが面白かったのである。
■冒頭から、フィボナッチ数列や、五芒星、レオナルド・ダ・ヴィンチの”人体図”、テンプル騎士団、そして物語が進むと、マグダラのマリアまで登場するので、これはキリスト教にある程度通じていないと、難しいよなあと改めて思った次第である。
故に、冒頭に敢えて、原作既読と書いた訳である。
・物語は、カトリック教会の組織の一つ”オプス・デイ”「シオン修道会」(但し、実際のオプス・デイとは違い”秘密結社”の様な描かれ方をしている。ここもカトリック教会から糾弾された原因であろう。)に属するシラス修道士(ポール・ベタニー)が、狂信的とも言える宗教的使命感でソニエール館長を射殺し、その後自らを茨で鞭打つシーンなどが描かれる中、ロバート・ラングドン教授とソフィー・ヌヴーは、教授の知己でもあるリー・ティービング(イアン・マッケラン)と共にキリストの隠された真実に迫って行く展開は、大変に興味深かったモノである。
<今作はキリスト教の知識を脳内で総動員して観る、公開当時カトリック教会から猛抗議を受けた理由が分かる宗教ミステリーサスペンスなのである。>
■という訳で、今作シリーズである「天使と悪魔」唯一フライヤーが手元に有る「インフェルノ」を観る事を決めた次第である。
壮大だけどちょっと稚拙
マグダラのマリア
宗教ミステリー大作
これを最初に見ていたら続くシリーズ作品も見たかどうか分からない。何故かといえば、最初のほうのマゾヒズムの極みのような、狂信的な宗教儀式のシーンが恐ろしすぎて観ていられず、その辺りの情報を見逃してしまって、その後のストーリーを追うのに余計に難儀したからだ。(それがなくてもむずかしかったけどさ。笑)
他の宗教もそうだけれどキリスト教もまあまあ突っ込みどころがあって、そこをネタにしたのだから当時問題になったのも無理はないというか、怖い物知らずというか、勇気があるというか、すごい。
それから、オドレイが(違うw)パリの街をバックで爆走する場面が凄かった。(ほんとに走ったのならスタントドライバーも天才。) ジャン・レノの悪人かもしれないと思わせる感じもよかった。
全てはバラの下に!【バラの映画】
ルーブル美術館で殺人事件発生。巻き込まれたラングドン教授
は・・。
トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督、2006年の作品です。
美しい映像。次から次への謎解き、面白かったです。
ロン・ハワード監督の作品は、男性をとても美しく撮るなあ、と思います。
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〜バラポイント(加筆)〜
全ての謎は、バラの下にあります!!
【バラの映画】
2015年、広島県福山市の市政100年の際、映画館を中心に集まった有志で、市花に因み小冊子〚バラの映画100選〛を編みました。
皆でバラに注目して観まくり、探しました。楽しい時間でした。
若い方から「ゴジラ対ビオランテ」が紹介され大拍手!
2025年、世界バラ会議に因んで、私選のバラ映画10を紹介します(一部レビュー加筆)。
アフリカの女王/アンタッチャブル/エド・ウッド/ゴーン・ガール/素晴らしき哉、人生!/ダ・ヴィンチ・コード/Dolls/プリティ・ウーマン/めぐりあう時間たち/めまい
私の理解力のなさで全く面白さが理解できず
教養がないと厳しい
ジーザスとイエスの境界線とは‼️❓
経営者として、映画でよりアートに触れようということでダ・ヴィンチ・コードを視聴しました!
経営者として、映画でよりアートに触れようということでダ・ヴィンチ・コードを視聴しました!
公開当時とても話題になっていた記憶があり、タイトルの通りレオナルド・ダ・ヴィンチの絵に隠された秘密に迫るストーリーか?と思っていましたが、実際の宗教や歴史を元に繰り広げられるミステリー、サスペンス映画でした。
誰もが知っているダ・ヴィンチの絵画や有名な偉人のエピソードが物語の重要なキーになっており、それぞれに現れる共通のアイテムが謎を解く鍵だったりと自分も知っている知識がストーリーの中で繋がっていく爽快感を味わえました。
映画の中ではセリフを使って語られませんが、こういった背景があったからあのシーンは・・・!という気づきもあって、いつまでも楽しめる内容だと思います。
各組織の勢力図はシンプルだけれど、それぞれの登場人物に思惑があって協力関係も一筋縄ではいかない中で光る主人公の知識や機転に、にやりとできるのではないでしょうか。
とても面白かったので視聴後に考察なども調べてみました。
冒頭から敵として描かれている人物の行動も、映画ではその意図はさらっと流されていましたが原作では本人の心境までしっかりと描写がされているそうで、原作の方にも興味がわきました。
そしてなによりルーブル美術館で実際の作品や撮影現場を見てみたくなる、そんな素敵な作品でした。
今回はダ・ヴィンチの作品に隠されている秘密にフォーカスが当たっていましたが、現代で活躍されているアーティストさんたちも自分の作品に込められた想いなどを伺うとより一層作品を楽しむことができます。
アーティストさんの想いを汲んで世の中に届ける仕事に誇りを持って今後も励んでいきます。
原作の方が圧倒的に面白い
原作を読んでから映画を鑑賞した。原作小説の『ダ・ヴィンチ・コード』は上中下3巻の構成になっていて、それなりに長くしかも内容が濃厚。そのためそもそも一つの映画にするのは難しかったと思うので、原作の方が面白いのは仕方がない気がする。
映画は原作を短く要約しただけという感じだ。原作で多くの時間を割かれていた謎解き部分はあっという間に終わってしまう。この謎解きが、驚きや興奮を味わえる部分であり、『ダ・ヴィンチ・コード』の面白い部分なので、ここが省略されていると驚きや興奮も半減してしまうと思う。
また、映画は次から次へとストーリーが展開していくので、原作を知らないと分かりづらいのではないかと思える部分も多かった。
ガラスのピラミッド
昔、電車の中で必ず1人は「ダ・ヴィンチ・コード」のハードカバーを読んでいたくらい、すごい流行したことがあった。まさに、ダン・ブラウンブームだった。何年かに一度、書籍が旋風を巻き起こすことあるよね。「1Q84」とか。
キリストの秘密と、教会と対立組織の争い、謎解き。なさそうでありそうな、微妙な設定がうまい。スピード感ある展開に、歴史と宗教のうんちくで、一時も画面から目を離せない。脳みそもフル回転させないと、付いていけない。味方かと思えば敵だったり、逆パターンもあり、ジャン・レノ好きとしては、彼が悪役なのかどうか、ハラハラしてしまった。
あのガラスのピラミッドは、できた当初パリっ子にすごく評判悪かったらしいが、新しく建造したものをあんなふうに物語に利用するとはなかなかうまい。本当にそんな意味がありそうに思えた。あー、パリ行きたい。
エンドロールでオドレイ・トトゥのクレジットを見たら、英語読みではオードリーなのね。なんてことない発見で自己満足。
BS12の放送を視聴。
原作は最高だった。でも、原作に忠実な映画が最高だとは限らない。
ルーブル美術館館長が残したダイイングメッセージから、有史以来の謎に迫る主人公の活躍を描く物語。
ダン・ブラウン原作の世界的なベストセラーを映画化。原作は読了しての鑑賞です。
一度鑑賞済みのはずですが、何故かまったく記憶に残っておらず再度の鑑賞。何故記憶に残っていないか・・・を再確認してしまいました。
理由は、原作との比較になるのでしょうね。
この映画は、比較的原作を忠実に再現している作品だと思います。映画上映時間は長めの149分。それでも、原作の持つ壮大さや悠久の歴史の奥深さを描写するには不十分だったように思います。
テンポは良く観やすい映画だとは思いますが、一つ一つの謎をもう少ししっかりと描かないと、原作に大きく見劣りしてしまうように感じました。
ま~、しっかりと描こうとしたら、13話位のTVドラマになるのかもしれませんが・・・。
私的評価は普通にしました。
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