ダ・ヴィンチ・コードのレビュー・感想・評価
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映像美とミステリー
数年前、ルーブル美術館に行ったあとに帰国してから鑑賞した。
その時も難しすぎて、そして途中眠くなってしまったりで…良さを完全には理解せずに不完全燃焼だったが
今回はちゃんと観た…!!
やっぱり難しくて、もう一度観たいなと思うけど、この謎解き感がたまらない。
一つ一つ謎を解いて、次に進んで、周りはみんな味方に見えてもそうじゃなかったり…もうそれがすごく楽しい。
みんな欲しいんだね!知りたいんだね!
そりゃそうか…!!
そしてフランスの街並みやルーブルがキレイで、また行きたくなる。
この絵画に込められた色んな意味を読み解くのも楽しい。そういった視点で観るから奥が深いんだろうなぁ。
それを知った上でまた観たい。
宗教やキリスト生誕の物語やらは難しいけど、そこもまた調べたらより楽しめそう。
可もなく不可もなく
何年か前に小説は一度読んだことがあるため、何となくの流れは分かった状態で鑑賞。
歴史的、宗教的な背景は所々説明的な描写はあるが、馴染みがないため難しく、よく分からなかった。
ただ、その辺が分からなくても、謎を解いていく過程で起こるサスペンス的な展開は楽しめる。
世界的ベストセラーの映画化
まず思ったこと。
ソフィーの存在が、あまりに軽いです。
全世界で2億部以上の発行部数というダン・ブラウン原作「ダ・ヴィンチ・コード」を、
ロン・ハワードが監督して映画化された。
キリスト教の様々な教義や研究を独特な感性で謎解きに構築した歴史サスペンス。
著者が「この小説における文書・秘密儀式の記述は事実に基づいている」と断りを入れているが、
信じるも信じないのも自由・・・だと思います。
まずヒロインのソフィー・ヌヴー(オドレイ・トト)が開始5分位で登場します。
この映画を見終えて感じることは、ソフィーほどの、この映画の鍵を握る人物が、
いとも簡単に現れる・・・
しかも主役のロバート・ラングラン教授(トム・ハンクス)の片腕として謎解きを担う・・・
そのことに違和感を感じます。
しかも最初の殺人事件の被害者・ルーブル美術館の館長・ソニエール。
このソニエールはソフィーの祖父なのです。
マグダラのマリアがイエスの子供を出産した・・・
結果的に、イエスの子孫の血脈は現在に受け継がれている・・・
この事を信じている「シオン修道会」が黒幕なのですが、
イエスの子孫の血脈を引く○○○をこんなに簡単に野放しにしているなんて
信じられますか?
宗教の象徴(シンボル)として崇め、マリアとして、宗教指導者として、
シオン修道会の要職を担い布教活動に勤しむのではないでしょうか!?
見終えて、この話しは「謎解きのための謎解き」
ダンテの「神曲」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」も
「聖杯」も全てのキリスト教の知識は、面白いサスペンスを描くための
小道具・大道具だった。
カトリック教会が反発するのも、よく分かります。
しかし膨大な知識で仮説や想像や嘘を交えての大仕事。
騙されても面白かった・・・と言うしかありませんね。
原作は読んでいるけれど、さすがに上中下の原作を映画にするのは無理が...
原作は読んでいるけれど、さすがに上中下の原作を映画にするのは無理があったか。
原作の方がしっかりしていて、ラストも良くておもしろかった。
原作も噛み砕いて読んでいくのは大変だったけど、映画も集中して観ないと大変です。
映画としては映像の造りは引き込まれるような感じだったのでよかったと思う。
歴史ミステリー満載の原作を映像が更に膨らました
原作が歴史的謎解きの要素も有りものすごく面白く、期待して映画を視聴。
ロン・ハワード監督による2006年公開の米国映画。脚本が原作者のダン・ブラウンとアキヴァ・ゴールズマン。音楽がハンス・ジマー。
主演のトム・ハンクスとオドレイ・トトウのコンビがとても良く、謎の解を見出す映像的展開も見事で、芸術品巡りの観光的な要素も有りしっかりと楽しめた。
特にダヴィンチのモナリザの謎や最後の晩餐に隠れたメッセージ、ルーブル美術館の地下にそれは在るといった映像的な見せ方は魅力的で、原作の良さを更に映像が膨らました印象。
原作の面白さが際立つ
原作も最終的にはやり過ぎ感はあるものの、ロン・ハワードとトム・ハンクスをはじめとする極上のキャストをもってしても、その面白さを超えられなかったと思われる。
ロケ地の重厚感も見所でヨーロッパの美しさが秀逸でもある。
キリスト教徒だともっと入り込めるのかな
元々「都市伝説」とか「陰謀論」とか好きだから気になっていた本作w
謎解きドキュメンタリー的なのを想像してたのだけれど、ガッツリ物語なのね。
キリスト教徒だともっと入り込めるのかな。
無宗教の日本人には少しピンときづらい部分もあったものの、まぁ面白かったです。
タブーに迫るミステリー最高傑作の待望の映像化。
ハーバード大学の宗教象徴学のラングドン教授。
もともと会う約束をしていたルーブル美術館の館長が殺されたことで、彼を殺害したという嫌疑をかけられるところから物語がスタートする。
結末については物議を醸すものだ。
正直、タブーを突くなぁとは思いつつ、
一方で、本当のことはどうであれ某宗教に対して見る目が変わったとかそういうことは毛頭ない。
地場の因習や感銘を受けた人の心の拠り所だからこそ、それを争いの契機にするのはなんか不本意じゃないかというのが私の意見だ。
宗教は真理の証明なのかもしれないが、縄張り争いに利用されるものではない。発起人のひとつの思想の形態だ。
そして、歴史というのはわからない面積が多いからこそ面白みがあり、ロマンを感じるのだ。
ああでもないこうでもないと。
テーマは壮大だが、もう少しラフにはいかないか。むずかしいな。
絶対的なのだから従えというのはいささか乱暴だと考える一方で、実際に奇跡の人は存在したという願望に近い妄想もあったりする。
ラングドン教授が幼少期の絶体絶命の時に祈りを捧げたように。
続編の「天使と悪魔」や「インフェルノ」はやや刺激的な趣のある作品となっていくのだが、本作は裏切りやどんでん返しはあるものの三部作の中では比較的穏やかで神秘的なラストだったと私は感じた。
本作を通じて、西洋の建築・彫刻・絵画の三位一体の美や巧に魅了される契機になった。
正当性なんかどうだっていい、ただ眺めてみたらと。
そうすれば争いの火種はひとつ消えそうだと思うのは楽観的すぎるか?
難しいけど
難しかったけど意外と大まかなことは理解できた。
クリプテックスというものを初めて知ったがすごい発明だと思った。
もっと色んな映画に出ても良さそう
アルビノのポール・ベタニーが綺麗だった
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐について様々なことを解説していたが、あれは本当のことなのか。本当だとしたら歴史について学べて良かった
オプス・デイ(保守的なカトリックの宗派)やシオン修道会(キリストの血脈を守り続けている秘密結社)は本当にある団体らしいが、あんな悪者っぽく書いてよかったのだろうか、、
この映画はそういうことを含めてラジー賞を取ったらしい
とにかく物語に2転3転があって面白かった
実は胸糞バッドエンド
"マスターキートンを演じて欲しい俳優NO.1"トムハンクス演じるロバートラングドン、その冒険を描くシリーズ第一作。
一見神を信じてない風の主人公がラストにはなんとなく神についていい感じのことを伝えてくれるありがたいお話。
宗教っていいね!
まぁ冗談は置いといて、本作に気味の悪さを感じたのは俺だけだろうか?
やたらケツをみせるポールペタニー。
急所を撃たれてもやたらダイングメッセージを残した挙句、「ペタニーに負けてねぇ、俺のも見ろ」と言わんばかりの全裸をキメる絶倫ジジイ(さすが精命力がお強いようで)
とまぁメタな意味合いの気味悪さではなく。
ストーリー上大きな鍵を握るシオン修道会。その組織が行う秘密の儀式。作中では「男女の交わりが神聖な力を・・・」といってるがようはセックスパーティーですな。しかも、劇中では上述の絶倫ジジイが参加してる様子が克明に描かれている。
本ストーリーはそんな怪しさが反物質爆発を起こしてる組織にヒロインのソフィーが保護されるところで幕を閉じる。
これって良い結末だと思いますか?
自分は原作未読だけど、どうやら劇中の儀式で抱かれていたのはラストでソフィーに祖母だと名乗った女性らしい。ということは彼女も王家の血でその血を継ぐ者が儀式に参加する、ということは?
ラストのシオン修道会の面々はやたら強面の屈強な男達が多かったが、ソフィーは彼等と儀式を行うことになるのか?
彼女自身、夜のブローニュの森に状況が状況とはいえ、躊躇なく入っていくあたりもしかしたら割とそういうのOKな感じかも(でも子供の頃儀式見て逃げてるしなー)
とりあえず普通なら「逃げてぇー」って状況でしょう。
こう考えるとラングドンが別れ際に言った「幸運を」という言葉とあの表情も単なるエンディングとは別の意味を持ってくる気がします。
雑に調べただけだし、原作ちゃんと読んだ人からすると「ダンカン間違ってるぞこの野郎!」って言われるかもしらんがそれならそれで嬉しいね。
胸糞ではあるけどフランス観光が面白かったので星3です。
謎解きの至高
ルーブル美術館の館長が殺され、その日呼び出されていたハーバードの教授がその容疑者として警察に追われてながらも真犯人を探す話。
スケールがとてつもなく大きい。時代や宗教まで超えてしまう作品は少ない。それに実在する芸術作品や観光名所まで登場するので置いてきぼりにされない。
物語が目まぐるしく展開し、話に引き込まれる。ラスト30分でオチが3回来て鳥肌立った。最後にラングドンがソフィーに「神のご加護を。」って一言放った場面に彼の気持ちが集約されてた。
無宗教の我々日本人が思うよりも深く宗教って人の思想の根っこを作っているかもしれないし、教養として基本的な考えを知っておいた方がいいかも知れない。
ソフィーが無神論者やったってのがまた。
何度も止めてメモしながら見た
何度も止めてメモしながら見た。。
しかし劇場で見たら何のことだか分かんないだろうな。。
多分メモ+静止でも大筋は理解できたが、
きっと細かなところはわかってない気がする。
本で読んだほうがいいのかもしれない。
特に暗号解読とかはサラッと流す感じになっちゃうしね。
イエスの血脈が2000年もの間受け継がれてきたって設定は面白いと思う。
色んな謎解きもこじつけなのか、どうなのかはわからないけど説得力あって
推理小説とか嫌いな自分でも納得できる謎解きだった。
数年前一回見たからイエスの血脈という落ちは分かったいたけど
ほかは大体理解してなかったのと忘れてた。
他のシリーズもぜひ見てみたいけど、
一回で理解できないような内容って映画としてどうなのかな?
と思っている。
そう言えばソニエールだっけ?あの人撃たれてから暗号書いて
裸で死ぬとか余裕ありすぎじゃない?早く救急車呼べば助かったよ、絶対😅
難解な映画
長尺で知的な映画なのかな?途中で集中力が切れてしまい、ながら見していたのでよく分からずに終わってしまった。若い時にヨーロッパ中の美術館や歴史的建造物を観て回ったので、ルーブル美術館なんかは懐かしかったな。
ラストでの伏線回収が見事
世界史をより深く理解したくて観ました。
私は複雑な内容の物語を追うのが苦手なので、簡単な人間関係図などをメモしながら観たのですが…いや〜難しい! 登場人物も多く、序盤で名前と顔を一致させるのにも一苦労でした。 それに2時間越えの尺ということもあり、VODやレンタルビデオで巻き戻しながら考察を立てつつ、休憩も挟みつつ観るのが良いなと思いました。
見終えてまず浮かんだ感想としては、タイトルの通り非常に鮮やかな伏線回収に驚かされました。 冒頭でのルーブル美術館内での会話や中盤でシラスが走っていく際での地面のアップなど、細かなシーンや会話もラストで重要な役割を果たす伏線となるので画面から目が離せませんでした。
監督が「原作の小説(私は未読です)よりも車の運転の動きをダイナミックに表現することで映画らしくした」的なことを仰っていたそうですが、ガタガタ運転してシーンに限らず「仲間だと思わせておいてからの裏切り」が多すぎて終始いつ襲撃されるんだろうかとハラハラさせられ、そういった意味合いでも緊張感のある作品なのではないでしょうか。
冒頭で述べたように私は世界史の勉強中なのですが、ローマ・カトリック時代における「教皇は太陽、皇帝は月」と謳われた権力構造や3世紀に渡る魔女狩り、コンスタンティヌス帝やニケーア公会議といった授業で扱った内容の裏側での、キリストや彼を巡る宗派同士の血生臭い争いの様子などがしっかり描かれていて他の方のレビューにもあったように、物語として一連の歴史上の宗教に関する対立を綺麗に繋いで成立させている構成力に脱帽しました。 また、この映画がルーブル美術館から始まりルーブル美術館で終結することからも伺えるように、ダ・ヴィンチ作品のオマージュがストーリー上に散りばめられているらしいのも面白かったです。美術に造詣の深くない私でも、作中での「最後の晩餐」の斬新な解釈にはなるほど、と思わざるを得ませんでした。
それと最後に話の主軸からは逸れてしまうのですが、ロバートとソフィーが最後にお互いを「イエスと聖杯を守る騎士」に喩えて微笑むシーンも印象的でした。 二人とも幼少期に暗い思い出を抱えながらも支え合える関係が素晴らしいなと思うと同時に、二人の関係は今回事件を解決する上でのバディであり、それを超えた男女関係に持ち込むことなく綺麗に終わってくれたのが個人的に嬉しかったです。
シリーズの続編にあたる「天使と悪魔」、「インフェルノ」も近いうちに観てみたいと思います。
全130件中、21~40件目を表示