劇場公開日 2006年5月20日

「原作は最高だった。でも、原作に忠実な映画が最高だとは限らない。」ダ・ヴィンチ・コード よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5原作は最高だった。でも、原作に忠実な映画が最高だとは限らない。

2023年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ルーブル美術館館長が残したダイイングメッセージから、有史以来の謎に迫る主人公の活躍を描く物語。

ダン・ブラウン原作の世界的なベストセラーを映画化。原作は読了しての鑑賞です。
一度鑑賞済みのはずですが、何故かまったく記憶に残っておらず再度の鑑賞。何故記憶に残っていないか・・・を再確認してしまいました。
理由は、原作との比較になるのでしょうね。

この映画は、比較的原作を忠実に再現している作品だと思います。映画上映時間は長めの149分。それでも、原作の持つ壮大さや悠久の歴史の奥深さを描写するには不十分だったように思います。
テンポは良く観やすい映画だとは思いますが、一つ一つの謎をもう少ししっかりと描かないと、原作に大きく見劣りしてしまうように感じました。
ま~、しっかりと描こうとしたら、13話位のTVドラマになるのかもしれませんが・・・。

私的評価は普通にしました。

よし