ジミ・ヘンドリックス「アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970」のレビュー・感想・評価
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ジミヘンのライブは世界遺産‼︎
これは1970年7月4日、死の2カ月前に出演した第2回アトランタ・ポップ・フェスティバルでのパフォーマンス。
メンバーは「ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」からの盟友ミッチ・ミッチェル(ドラム)、そして「バンド・オブ・ジプシーズ」からビリー・コックス(ベース)。
30万人を超える観客を前に圧巻のパフォーマンス。映像は粗いが音は文句なしで十分ダイナミック。ただしこの日の演奏の完全版でないのが残念。
2025年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨✨
2本立てでした。大阪ステーションシネマで観ましたが、1本目と2本目の合間に10分間の休憩があったのはありがたかった笑(ちなみに、2本目はなんのイントロダクションもなく、いきなりライブ演奏が始まりますので、ぼうっと携帯とか見てたらちょとバタバタします笑)。
1本目…『エレクトリック・レディ・スタジオ ヴィジョン』
スタジオ建設にまつわる面白い裏話満載でした。プロデュサーのエディ・クレーマーの話が沢山聞けたのが貴重でした。これはジミヘン・ファン以外にも、音楽スタジオ関連の仕事に興味ある人たちは必見だと思います。
2本目…『アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970』
余計な映像演出もなく、純粋にライブ・シーンだけを捉えています。ジミの手元なんかも結構アップで映ります。50年以上前のライブ映像なのでカット割りが単純なんですが、全然見飽きません。ジミヘンの演奏は正に“火を吹く“ような演奏です!この人とギターの関係は、例えるならマラドーナやメッシのような超一流の選手とボールの関係と似てるかも知れません。ジミヘンは正に身体の一部であるかのように自由自在にギターを操ります。そこから溢れ出るのは単なるギターのフレーズというよりも正に感情の放出であります。こんな風にギターを弾けるのは、B.B.キングぐらいかも知れません。
ジミヘンが自分のスタジオ建設のためにあくせくとギター・パフォーマンスを繰り返しているだけには、とても見えません笑
*公開3日目に鑑賞しましたが、パンフレット等のグッズ販売はありませんでした。
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