ジミ・ヘンドリックス「エレクトリック・レディ・スタジオ ヴィジョン」のレビュー・感想・評価
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ジミヘンが望んだ最高のスタジオ‼︎
ジミ・ヘンドリックスが私財を投じて作ったニューヨークのレコーディングスタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」の完成までの紆余曲折を描いたドキュメンタリー。
1968年、グリニッジ・ビレッジのナイトクラブを買い取り自らのスタジオを作らんと。膨大な費用。ライブ会場とニューヨークの往復。稼いだ金を全て投入した。
1970年8月26日に完成し開業。しかし9月18日にツアー先のロンドンで急逝。ジミ自身がこのスタジオを使ったのは10週間程だった。
バンドメンバーだったミッチ・ミッチェルやビリー・コックス、新スタジオで真っ先にレコーディングしたスティーブ・ウィンウッドなどのコメント、そして何よりここでプロデューサー、エンジニアを務めたエディ・クレイマーのガイダンスが超貴重だ。
ジミは永遠
ジミ・ヘンドリックスが私財を投じて作ったレコーディングスタジオの秘話。
設立までの紆余曲折、苦しかった経営環境から、作曲。レコーディングの状況まで興味深い逸話が満載。現代では機材が一般化して比較的入手しやすくなっているが、19681年当時の機材は流通数が極端に少なく、高額な投資であったことは間違いない。それでも、湧き出る創作欲を満足するために専用のスタジオを入手した。本人の先に待つ運命を知らず。
彼が他界した後もスタジオは存続し続け、近年の話題作もクレジットされている。
ジミの音楽への愛。尊敬・畏怖が宿り続けるスタジオで今後も名作が生まれることを期待して止まない。
70年9月18日に急逝したジミ・ヘンドリックスが、死の2カ月前に出演した「アトランタ・ポップ・フェスティバル」での15万人以上とも言われる、大観衆を前のパフォーマンスを収録したライブ映像。
演奏中の花火が絶妙の演出になって映像をより印象にしている。
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