空から墜ちた子供たち 40日間の密林サバイバル

解説・あらすじ

小型機墜落事故でアマゾンの密林に残された子どもたちが40日間生き延びた事件を、当事者たちの証言を中心に描いたナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー。

2023年5月1日、南米コロンビアのアマゾン密林に小型機が墜落した。母親を含む3名が死亡したものの、13歳の長女と9歳の妹、5歳の弟、そして生後11カ月の赤ちゃんという4人の子どもたちが奇跡的に命を取り留めた。ジャガーや有毒植物が潜む危険なジャングルで、長女レスリーは母親の最期の言葉を胸に、祖父母から教わった先住民の知識を駆使しつつジャングルの果物や積み荷の食糧で空腹をしのぎ、少しずつ拠点を動かしながら救助を待ち続けた。一方、コロンビア軍と先住民による捜索隊は約200人体制で捜索を開始し、救助犬が哺乳瓶や食事の痕跡を発見したことで生存への期待が高まっていた。そして墜落から40日後、ついに子どもたちは発見され、奇跡の生還は世界中に報じられた。

本作では、極限の状況から生還した子どもたちとその家族、救助隊員ら当事者たちが初めて事件について語り、想像を絶するサバイバルの全貌と、国家と先住民という組織の壁を越えて展開された救出劇を描き出す。監督は、ドキュメンタリーシリーズ「メッシとワールドカップ　世界王者への道」のフアン・カミロ・クルス。アカデミー賞受賞作「フリーソロ」のエリザベス・チャイ・バサルヘリィ＆ジミー・チンが製作を担当。Disney+で2025年9月13日から配信。

2025年製作／アメリカ・コロンビア合作
原題または英題：Lost in the Jungle
配信：Disney+
配信開始日：2025年9月13日