劇場公開日 2025年12月12日

「マジで期待以上!」シャドウズ・エッジ とうきさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 マジで期待以上!

2025年12月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

後で配信で観るか、今すぐ映画館に行くか迷ったけど、本当に来てよかったし、絶対にもう一度観に行きたい!

脚本、役者、キャラクター、アクション、音楽、撮影、編集――すべての要素が素晴らしく、こういうものこそトップクラスの制作だなと感心するほど、プロ同士のぶつかり合いの勢いがとにかく凄かった。(一瞬CGIの粗さはちょっと意外だけど、それでも粗探しの程度で全体な完成度には影響がないと感じる)

アクションの迫力とスピード感は圧倒的で、物語も緊張と緩和のメリハリが効いていて、
警察側にも敵側にも感情移入してしまうほど、脚本と演者さんたちが本当に素晴らしい。側面で描かれた「捜査にはテクノロジーと人間、どちらも欠かせない」というこの時代ならでのテーマも興味深かく感じた。近年のジャッキー・チェン作品の中でも、ダントツで一番面白いと思う。

それにしてもジャッキー、70歳でこのハードアクションはやっぱり異次元。これからの映画界にも、彼のような俳優さんはなかなか現れないなと思う。そして今回はジャッキーが「アクションスター」だけでなく、演技も本当に素晴らしい役者なんだと改めて実感できたのも大きい。過去の悔恨を語るシーンは、マジで泣きそうになった。

その相手役のチャンさんが演じた果果も、敵役のレオンさんが演じた影も、どちらも複雑な人物像で印象的でした。
果果はめちゃくちゃ強いけど(私みたいな一般人は一発KOだと思う)、小柄で女性である事実でもあり、カッコつけすぎずキメすぎないところが逆にリアルで好印象。
影は「しぶとすぎるだろ!?」と何度も思わされるけど、戦場など百戦錬磨で鍛え上げた戦闘力と一切迷いのない判断力、そして親しい相手にも容赦しない鬼のような心ゆえの強さだと納得させられる。それでいて、完全な悪ではない一面も見せるところが、このキャラクターの奥深さで、本当に興味深い悪役だった。
ほかにも素晴らしい俳優さんが揃っていて全員よかったけど、特に敵側の若手俳優陣――よくここまでアクションが凄いイケメンを集めたな(笑)。

話自体もめちゃ面白いから、これはもう続編を期待せずにはいられない。というか作ってほしい!ジャッキーが80歳になる前に、ぜひ撮影完了でお願いします(笑)

とうき
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