クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイントのレビュー・感想・評価

親族が多数集まったクリスマス・イブのホームパーティからの、あれやこれやだが、なにが起こるわけでもなく、とにかく退屈。
歌だけは、たっぷり聞ける。

つまらないなんてとんでもない！
（とはいえ人それぞれですが…）

家の中がクリスマスマーケット状態。
そんなキラキラわくわくする飾り付けの中、親戚一同が会合する、日本のお正月みたいな日。

気がつけば大人組、若者組、子供組にグループが出来ていて、家の売買の行方や母の介護問題、子供たちについてを話し合ったり。
ゲームをしたり、はしゃぎまわったり。
そして途中でこっこり中抜けした年頃の娘たち。

反抗期でママに楯突いたり、せっかく準備したプレゼントも…。
でも最後は探したんだもんね。
きっとこっぴどく叱られて母娘ケンカになるだろうけど、きっときっと大丈夫。

娘がふいに外で1人、夜空を見上げたあとにママがミニチュアセットを見下ろすカットにはハッとした。

いつの間にか自分は大人組になっていたことに気付き、子供組の遊びを思い出したり、夜中に家族抜きで友達と集まった19,20歳頃が懐かしくなっていた。
そして、あらゆる人の顔が浮かんだな。
あんなに大人数じゃないけれど。(笑)

ただおめでたいだけじゃない。
親戚、家族いえど、それぞれの人生があって、たったひと晩だけじゃ報告に過ぎないよね。

近況報告に文句を言われたりするし、楽しい夜だったからこそ、1人になった最後のカットに胸がキュッとした。
それでもまた、彼は次の集まりを楽しみにするんだろう。

国も文化も違うけれど、親戚に1人は派手で明るいおばさんがいるもんだ。（笑）

家族の生活が変わったり、うっとおしくなってきたこの頃に、とても親近感のある笑いと憂いをもたらしてくれました。

とにかく”何も起きないのだ！”と事前に思って観ると良いかもしれません。（笑）

なんでかとても星評価が低いので、少しでも増えますよう。

こんなユルい映画もよい
ホリデイ・シーズンならね
音楽はオッケーだし

登場人物が多く、なんだか良く分からないまま終わりました！
クリスマスとは関係ないオールディーズが、歌詞付きでずっと流れていて、内容に集中できませんでしたが、そのガヤガヤ感を狙ってのことかもしれません。
自分が、どの家族かの配偶者や知り合いとしてまぎれこみ、なんとか場に溶け込もうとしているような気分を味わいました。
アメリカのクリスマスを体験！といった意味では満足です。

オムネスフィルムズらしい作品　「さよならはスローボール」と同じく わかりやすい素敵なストーリーなんてないが全編サビのようなどこを切り取ってもエモく素晴らしい映画
曲も良くて60年代前後の曲が当時のクリスマスを彩る
起承転結のあるわかりやすい映画ではないので中〜上級者向けかな (2回鑑賞後感)

イメージ的に一昔前のアメリカの一族が集うクリスマス・イブ。孫もいるような娘や息子たちが実家の老母のもとに家族を引き連れてやってくる。人が大勢溢れかえる中、食べ物や飲み物、プレゼントも山盛り。そういった物質的な豊かさの陰で、年老いた母の介護問題や反抗期の娘とその母親のお互いの思いのすれ違い。とても身近で身につまされるテーマだと感じました。子や孫に囲まれながらも、どこかさみしそうな老母の姿がとても印象的でした。よくいそうな親戚のおじさん数類型や変な警官コンビには笑えました。

意味不明。
ストーリーそのものが理解できない。
気持ち悪いシーンもある。
時間の無駄。お金の無駄。
よくこんなクソ映画を輸入して字幕をつけたもんだと不思議に思う。
腹立たしい気持ちになりたい方にはうってつけだが、それ以外の人は見るべきではない。

理解の深い知識人、あるいは時間に余裕のある人には響くのかもしれません。しかし、作り手が重視する日常の些細な事柄を、必要以上にくどく難解に表現して押し付けられたような何とも言えない不快感が残りました。結果として、ただおそろしく無駄な時間を費やしてしまったという印象しかありません。