「スタントマンは今も昔も命懸け!」落下の王国 4Kデジタルリマスター デブータさんの映画レビュー(感想・評価)
スタントマンは今も昔も命懸け!
映画黎明期🎥に、一世一代のスタントに挑戦し、復帰を危ぶまれる程の大怪我を負い、更に…愛しの彼女まで主演俳優に寝取られて…失意のドン底にいる青年が、
入院先の病院で、同じく入院中(左腕骨折)の5才になる移民少女と偶然知り合い…
自作の御伽噺(冒険活劇)を語る事で、
少女の“もっと物語を知りたい!聴きたい”と云う好奇心や欲求を刺激し、
その対価として……自◯用の睡眠薬なり劇薬💊を薬剤室から盗ませようとする噺。
だから…物語自体は、結構陰険と云うか、、
《純真無垢で幼気な幼子に、何をさせてんねん!ボケぇ》てなもんで。
でも、
聞き手が、想像力豊かで世の穢れを知らぬ純然たる善性を持った幼子故に…
話し手である心が疲弊しきっていた青年も、彼女の優しい気持ちに引っ張られて、紡ぐ四方山話も明るい方へと自然と舵が切られていく。
ただ、、それでも、青年の喪失感や将来への不安、焦燥感を癒やすには、まるで足りないってのが、、何気にリアルだなぁって。
まぁ、、ねぇ、、本来なら縁もゆかりも全く無い…親子ほど歳の離れた赤の他人の子供相手に、
打算アリアリで言葉巧みに、だまくらかそうって躍起になった上での作り話…
その作り話も、要所・要所で、現実とリンクさせているから…
語っていく内に、自分自身で、心の疵に荒塩を擦り込むみたいなことにもなって😫
ただ、それでも…最後の最後は、なんだかんだでハッピーセットで大団円…😅
やっぱり御伽噺なら、たとえ三流の作り話でもラストは子供を笑顔にしなくちゃね。
つか、
コンプライアンスなんて言葉は疎か安全第一なんてスゴい画が撮れるなら二の次三の次だった時代…
今でこそCGなんて便利なモノが有るけれど、何でもかんでも現実にやらなきゃいけなかった時代のスタント…
バスターキートンのスタントなんて、ホント…よくやるよ😮💨命が幾つ有ったって足りゃぁしないだろ!🤣の連続ですもんね。
そんな命知らずの愛しきスタントバカ達の艱難辛苦のお陰で、今日の大アクションが在る😭
本当に有り難いことです。
あっ、、あと、前評判通り、確かにロケーションは、目を見張るモノが有ったと思います。綺麗だったし。
でも、、まぁ、、それだけちゃそれだけつうか、自分は御噺さえ面白ければそれでイイので。
あんましピン📍とはキテないですね🤣
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