「言葉がない」手に魂を込め、歩いてみれば Mさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉がない
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気持ちが落ち着いたら書くことにします。
追記
やっと少し落ち着いてきました。
私は結末を知っていたので、最初の笑顔のシーンから涙が出てきました。
あんな状況の中、ファトマさんは、どうしてあんな笑顔ができるのだろう。ずっとそれが不思議でした。監督と彼女とのやり取りは人間的で、とてもあたたかなものでした。
しかし、監督と彼女との物理的な距離が、この映画を見ている立場の自分と実際にガザで苦しんでいる彼女の距離と重なり、「今、自分にできることがない」という現実に苦しむ監督の気持ちに、感情移入してしまいました。
ファトマさんの誕生日はいつなのでしょう。映画の状況から考えると、ちょうど彼女は娘と同学年で、日本で暮らしている娘の笑顔を思い出してしまいました。ガザを出たくないと言ってみたり、早くこの街を出たいと言ってみたり。矛盾だらけの彼女の反応が、とても愛(いと)おしく思えました。
怒りと絶望感と悲しみと・・・、いろんな気持ちがごっちゃになった2時間でした。
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SING SINGさんのコメント
2025年12月25日
共感とコメントありがとうございました。
同い年の娘さんがいらっしゃるのですね。より悲しみが増しますね。
レビューを読んでいて写真展の存在を知ったので、見てこようと思います。
talismanさんのコメント
2025年12月24日
コメントありがとうございます。レビューも拝読しました。
Mさんのコメントを読んでファトマの笑顔が思い出されて涙が出てきました。かなりひどく泣いてしまいます。ありがとう



