「繋ぐ真実の波」プラハの春 不屈のラジオ報道 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
繋ぐ真実の波
1960年代後半、民主化の機運が高まるチェコスロバキアにて、プラハの春の裏側で人知れず闘っていたラジオ局員達を描いた作品。
始めは学生運動に傾倒する弟を心配するトマーシュだったが、ひょんなことから自由主義のラジオ局部長ヴァイナーの目にとまり…。
前半は局員として働きながらも、弟を守るために動くトマーシュの姿がメイン。
当然最初からその気持ちはあるのだろうが、選べと言われちゃあね。。ホフマンやヴァイナーの上司の気持ちもわかる…と思いきや⁉
これだけ必死に動いて、利用されていただけと知った日にゃあね…。
ここからクライマックスにかけての展開は手に汗握る、鬼気迫る怒涛のアツい展開が。
とにかく、覚悟を決めた局員達の表情が胸に迫る。降りても責めはしない…くぅ~ッ‼このひっ迫感よ‼そして…お前。。
そんな危機が迫る中、ギリギリまで真実を伝えようとする姿。武器を持たない市民が…のくだりは目頭が熱くなった。民衆は皆、体一つで戦車を止めようと…こんなこと、今の我々にできるでしょうか…。
そして、これだけの行動を起こしても史実の通り…。皆がどうなったのかはわからないが、そこから20年後の世界を見れていたことを切に願います‼
改めて、自由や民主主義というものは当たり前では無く、こういった人たちの命がけの行いの上に、奇跡的に成り立っている者なんですよね。
良い年して恥ずかし気も無く、選挙に行かないことを格好良いことだとほざいている職場の奴らに本作を見せてやりたいです。
そして何より…我が国のオールドメディアの皆さま、是非本作の鑑賞をお勧めいたします。
年の瀬に出逢った、命がけで信念に基づき生きることの大切さ、厳しさを見せつけられた超傑作だった。
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