「言論弾圧に屈しない」プラハの春 不屈のラジオ報道 カタカタさんの映画レビュー(感想・評価)
言論弾圧に屈しない
屈折した事実より、真実を伝えることが報道だ――
国営報道局に勤務するスタッフたちが、ラジオ放送を介して真実を伝える活動を描く。
時代は検閲がある旧政権を倒し、自由を勝ち取ったチェコスロバキア。しかし市民が勝利ムードに胸躍らせる間もなく大国がワルシャワ条約機構をもとに「民衆を解放する」を大義に押し寄せる。
恋愛シーンは割愛した方がメインテーマに集中できること、場面が小刻みに切り取られるためストーリーを掴みづらい。事前に解説を目にしてから観覧すると整理しやすい。
一方で当時の白黒フィルムがそのまま挿入され、緊迫感が迫る。多くの方々が戦禍の犠牲になったはずだが、その部分は描かれていなかった。
当作品を東宝・松竹系映画館で上映できると、わが国も真の民主国家といえよう。
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