劇場公開日 2025年12月12日

「日本のメディアはミラン・ヴァイナー局長の爪の垢を煎じて飲め」プラハの春 不屈のラジオ報道 ささpさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 日本のメディアはミラン・ヴァイナー局長の爪の垢を煎じて飲め

2025年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

57~8年の「プラハの春」を描いた快作。
もちろん当事者ではないが、
メディアの在り方、仕事への姿勢、家族など考えさせられるテーマは多数。

当初主人公のトマーシュも半(反ではなく)体制派だったが
(もっと比率が高いか)、
人道的判断に突き動かされ、完全に反体制派に。

今の日本の「反体制派」は正直面倒くさい連中ばかりで、
國や市民のためを思うというよりも自分の主義主張を最優先しているだけである。
しかし、プラハの春前のチェコスロバキア国営ラジオ局・国際報道部はあくまで
市民の生活を思っての行動だった。
また自身がメディアでありながら、メディアの限界性を訴えるところも
(「事実には2通りある」だったかな。)
非常に好感が持てた。

大げさな誇張もなく、それでいて程よい緊張があって面白かった。
また、個人的に東欧に在住経験があり、
住居の雰囲気(室内の薄暗さ)や娯楽の楽しみ方が自身の経験とも重なって
懐かしささえも。

ちょっと残念だったのは字幕。
これチェコで撮影されたのだったら、
字幕も英語じゃなくてチェコ語じゃないと雰囲気出ないんじゃないの?
例えば終盤の「wave」。
もちろんチェコ語のVlny(映画の原題にもなっている。:日本語訳「波」)って訳がないと
ほとんどわかんないだろうけど、
英語にしてもわかんない奴はわかんないだろうから
表記の醸し出す雰囲気は大事にしてほしかったわ。

ささp
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