WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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「国宝」の次に今年トップ
アメリカで公開初日に劇場で鑑賞。あまり期待せず、予告もチラ見程度だったのが幸いして、いわゆる「おお、いいの見つけた!」というヒット作です。
少し捻った笑いの要素も入っていますが、基本的には『It Comes At Night』、『Oddity』辺りのグロくはないけどダークな空気感が好きな人には超オススメです。
こんなホラーなのに予想外に大ヒットという点は「サブスタンス」を思わせなくもないですが、この作品にはデミムーアみたいなスター性も垢抜けたスタイリッシュさもないので正直言って地味です。が、ホラー好きであればまず観ておいた方がいい作品でしょうね。
ということで、今のところ『国宝』に次いで年間ランキング2位につけています。
間違いなく過去1ホラーの一つ!
見終わった後思わず隣の連れに発した、「One of the Best!!」
もう満足、満腹、しかも爽快感!
脚本も書いた監督のセンスと才能が結実して、大傑作となったのだろう。
ホラーでありながらいわゆる「羅生門スタイル」の構成にハマる!
登場人物ごとに章分けされ、視点を変えて物語が少しずつ進む。
進むのだがどの章も「何が起こった?!」というところでカットアウト。
章を経るごとにストーリーが絡み膨らみながら、謎が解決しない気持ち悪さも膨らんでいく。
その謎はある人物の登場であっさりと解けるのだが、そこからがクライマックス。
17人の生徒はどうして失踪したのか。その後姿が消えたあの連中はどうなったのか。
綺麗に編んだあや取りが、1箇所を引っ張るとあやが解けてするっと指から抜けるマジックかのように、解決とクライマックスの盛り上がりを気持ち良く堪能できる。
ホラーでありながら、謎解き・サスペンスで観客を焦らし振り回す映画的エンターテインメント。
いろんな傑作ホラーのオマージュ的な要素も、映画好きには堪らない。
不穏な何かが全体を覆う感じは、ジョーダン・ピール監督の「アス」を彷彿とさせ、
不気味さをグロさも混えグイグイ押してくる感じは、アリ・スター監督の「ヘレディタリー」や「ミッドサマー」を思い出す。生理的な気色悪さとジャンプスケアは「IT」だし、ゆっくり迫るシーンの怖さ(ここが一番怖いかも)は「イット・フォローズ」さながら。
俳優陣の演技、音楽、効果音などすべて良かったはずなんだけど、やはり脚本と演出の良さが際立っている。この監督の前作「バーバリアン」を早くどっかで見つけなきゃ!
謎の高評価に疑問?
うーん、普通!
呪術ものなら断然スケルトンキーのが良かった
登場人物ごとにチャプター分けすんのは良いけど邪魔
結局アレックスメインなのに尺(校長&ジャンキー、警官要る?2時間あるのに…
・ラストあっさり
・安易なグロ要素微妙
・ババアの目的(そもそも用済みアレックスなんで使役しないの? 等、スッキリしないけどラストのババア追っかけの絵面は最高に笑えるコメディ映画
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