ガザからの声 Episode1「アハマドの物語」のレビュー・感想・評価
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ガザ市民の声を胸に刻む
現在進行形のイスラエル、パレスチナ問題。今、現在もイスラエルはガザを空爆。ガザ市民のアハマド君の声を直接スクリーンで知る事ができた。まず、言葉が出ない。アハマド君も空爆に巻き込まれ両脚と指を失いながら懸命に生きている。常にイスラエルのドローンがガザ上空を飛びつつ。アハマド君の言葉を胸に刻み、イスラエル、パレスチナ問題を見つめていきたい。色々考えさせられた。
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つい3ヶ月前のガザの日常
この「50分間」は大変学びがあった。
ニュースで取り上げられるので、ガザの様子は知っていたものの、本作品に映し出されているのは「今この瞬間のガザ」そのものだった。
何も敵意を示していない市民達へのミサイル攻撃によって両足と左指4本を失った少年をメインにカメラワークが進むが、彼の心の傷が完治することはないだろう。体操が好きだった彼だけど、もうバク転をすることはできない。一緒にペアを組んでいた双子の兄も命を落とした。苦しい治療を続けている中で将来に向けての展望を語っているが実現化までは遠いだろう。
今のガザに平穏な日常が戻るのはいつだろう。イスラエル、取り分け、トランプ政権のアメリカの動きが気になる。
「果物が食べたい」と語っていた彼。希望が叶うのはいつになるだろう。
久しぶりにアイスクリームを口にして瞳をキラキラさせていた時の彼の表情は少しだけ柔らかくなっていたように感じた。
自分達には何ができるのだろう。
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