「障害者とミュージカルに対する冒涜」ダンサー・イン・ザ・ダーク マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
障害者とミュージカルに対する冒涜
悪趣味としか言いようが無い。そもそも、脚本が壊れている。
話の主旨は、『主人公可愛そう』で済まされる訳ではないはずだ。また、カメラワークもゆらゆら揺れて酔いそう。逆にミュージカル部分はカメラは固定されているが、細かくカット割りされて、ダンスの良さが見えてこない。主人公の生歌がそれ程でもなく、メロディーも誰にでも受ける様では無い。
目が見えるから、そんな目に私は会わないからと、何もストレスが無い人が見て、自分の幸せを確かめる映画なんだろうなと思った。要はバンジージャンプする様な感じだと思う。でも、目の不自由な人がこんな目にあったらどうする。もっとも、こんな天然ボケでは、障害持ったら、生きていくのがやっとだろう。普通の障害者はもっと狡猾に生きるだろうし、力強く困難を乗り越えるはずだ。
ネタバレになるかもしれないが、警察に電話する時、お金入れないとかからないのかなぁ?アメリカの電話は。
兎に角、最悪の気分ですね。ぼくは。マイナス10点だ。それでも、この前見たロシアのB級スプラッター映画よりはマシかなぁ。
コメントする