層間騒音

劇場公開日:2025年10月10日

解説・あらすじ

韓国の古い団地を舞台に、原因不明の不気味な騒音が巻き起こす恐怖を描いたホラー映画。

聴覚障がいを持つ女性ソ・ジュヨンは、妹のジュヒが失踪したことを知らされる。以前、2人は団地で一緒に暮らしていたが、部屋で騒音が聞こえると主張するジュヒと、補聴器をつけてもその騒音が聞こえないジュヨンとで意見が食い違い、ケンカしたまま会っていなかった。ジュヒの部屋を訪れると、天井にびっしりと敷き詰められた防音シートを目にする。その直後、部屋に訪ねてきた隣人から「夜は静かにしてほしい」と苦情を言われ脅されるが、ジュヒが失踪して以来、部屋には誰もいないはずだった。ジュヨンは妹を捜すため部屋に泊まることにするが、やがて補聴器を通して奇妙な音を聞き、何かの存在を感じるようになる。

「空気殺人 TOXIC」「ミッション:ポッシブル」のイ・ソンビンが主人公ジュヨンを演じ、ドラマ「未知のソウル」「梨泰院クラス」のリュ・ギョンスが怪しい隣人役で共演。タイトルの「層間騒音(そうかんそうおん)」は、集合住宅で上下階から聞こえてくる生活音を指す韓国の言葉。

2024年製作/93分/G/韓国
原題または英題:Noise
配給:ツイン
劇場公開日:2025年10月10日

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映画レビュー

2.0 物語は詰込み過ぎだが、団地はスカスカ

2025年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

私はずっと実家暮らしなので
マンション騒音問題に直面した事はないが、
この手のトラブルは怖いんだろーなー
って思いながら劇場へ。

……ん?サスペンス?ホラー?スリラー?
なんかやりたい事全部やったら
“ご都合映画”になっちゃった気が…。
物語がゴチャゴチャなので内容は割愛(^_^;)
ホラー見慣れてる人からすれば
ほぼほぼ次がわかるジャンプスケアだし。

意外性は無いが、ラストは良かった。

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梶野竜太郎

3.5 騒音迷惑行為

2025年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

住んでる家で変な音がすると言い残し妹はいなくなる。
視覚障がい者の姉は上の階に住む男性からみに覚えのない嫌がらせを受けるがこの男が面白いドアに対してうるさいうるさいとブツブツかなりヤバイでも幽霊に襲われヘリから落ちて亡くなる。
それも怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
姉は原因を追求しに地下に潜入、幽霊の仕業ではなく人間やっぱりあの人が犯人だった。
韓国らしい展開にまあまあ内容読めましたがハンサムガイズよりは面白かったです。

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Lec

3.0 層間騒音(映画の記憶2025/10/23)

2025年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

なかなかベタなホラーだったな。どちらかと言えばJホラーより。呪怨やリングが好きそうな監督と思えた。やや謎な部分を除きストーリーとしてはしっかりしている。最後の〆は韓国っぽいなって思った。

主演のイ・ソンビンさんもなかなか演技うまい。

音がキーワードなので、音びっくりにはお気をつけを。それなりに怖いのでホラー苦手な方にはオススメしない。好物な方には模倣感があって物足りないと思うかもね。
(個人的評価6点/10点中)

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motorad_kira

3.5 耐えることはできたけど怖かった

2025年10月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ホラーはあまり得意ではないが、ストーリーが面白そうなら観ることにしている。本作は、失踪した妹を探すために奔走する姉が、妹の部屋で聞こえるノイズに振り回されるというホラー。心霊的なものをゴリ押しする感じではないし、サスペンスの要素もありそうなので観ることに。驚かす系のいわゆる「ジャンプスケア」も少ないだろうと期待していた。
でも、いきなりの血走った眼のアップで始まるとは!ジャンプスケアとは言えないかもしれないが、なかなか驚く始まり方だった。それでもジャンプスケアの連続みたいなホラーとは違って、人間の怖さと霊の怖さとどちらも味わう映画でよかった。めっちゃ怖かったけど、ホラーが得意でない自分でも最後まで耐えることのできる映画だった。
たくさんのホラーを観てきたわけではないが、興味深い演出がいくつかあったのは楽しかった。特に、聴覚障害のある姉が補聴器をつけていない状態で感じる恐怖を、スマホの音声認識で表現する手法が面白い。得体のしれない声が聞こえる恐怖をうまく表現していた。聴覚を制限された状態の恐怖はなかなか怖かった。
やはり、ホラー映画として恐怖を演出するための無理やりな設定がいくつかあるのは仕方ないところなんだろうか。いろんな要素を詰め込みすぎたせいで、終わってから結局なんだったの?と整理する必要があった。そもそもあのアパートはもっと評判悪くなって入居者が減ってるくらいでないとおかしいし、意味の分からない地下室の存在も違和感しかない。冷静に考えると何のためにあんな場所を作ったのかと。でも、そんなことを考えるのは野暮か。あれやこれやをホラー映画の様式と受け入れないといけないのかも。

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kenshuchu