「【今作は美しきグイ・ルンメイを愛でつつ、激しい接近&カーアクションを楽しむ家族再生の映画であり、名画オマージュ溢れる演出もナカナカな作品である。コミカル要素も勿論あるよ!】」ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッション NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【今作は美しきグイ・ルンメイを愛でつつ、激しい接近&カーアクションを楽しむ家族再生の映画であり、名画オマージュ溢れる演出もナカナカな作品である。コミカル要素も勿論あるよ!】
■粗筋はHPを見て頂戴。結構シンプルで分かり易い。リュック・ベッソンのカーアクション映画だからね!
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭のメッチャ格好良い”Paint it Black"のアレンジバージョンが流れたと思ったら、”ティファニーで朝食を”のオードリー・ヘップバーンの如き衣装で、颯爽と悪徳起業家クワン(サン・カン:この方の登場も嬉しいよね!)の美しすぎる妻、グイ・ルンメイ演じるジョーイがフェラーリの直営販売店に登場し,”乗っても良いかしら・・。”と告げ、ディーラーが運転席に乗ろうとすると、”貴方はこちら・・”と助手席に乗せて( ^ω^)・・・、ブオーン!と台北の街中を200キロで走るシーンで、もう釘付けです。
後半、彼女が何故にドライビングテクニックが抜群な理由も描かれるしね。
イヤー、グイ・ルンメイさん。ホント好きだなあ。
・で、そこからジョーイの元カレ麻薬取締局(DEA)の捜査官ジョン(ルーク・エヴァンス)がアメリカの大都市で長年追っている悪徳起業家クワンの逮捕の為に、潜入捜査する格闘シーンからの、ジョン君、台北へ。
・ジョーイは息子レイモンドと、クワンと暮らしているが、彼女とレイモンドは冷たい。クワンはイルカを捕獲して、事業の一環で餌にしているからである。餌??
■てな、感じで進むのだが、ヤッパリこの映画は美しきグイ・ルンメイを愛でる映画なんだよねえ。オイラ、結構好きなんだ。理由は書かないけれど、分かる人には何となく分かると思う。
キネマ旬報の評価欄で”GF*BF"の人ね、何て寝ぼけたレビューを書いて、星二つのやろーが居たけれど、プロならきちんとしたレビューを書いて欲しいな。プンスカ。
尺は、リュック・ベッソンのタクシーシリーズの様に90Mというのも、良いね。起承転結がハッキリしていて、分かり易いしね。
・ジョーイの恋敵でもあるクワンと、”過去の”恋人ジョンが、台北内の映画館で”Lovers"が上映されている中(当然、恋敵の金城武とアンヂィ・ラウがチャン・ツィイーを巡り、竹林の中での戦闘シーンが映されているのである。上手いなあ。)年配のご夫婦だけが逃げずに映画を観ているのだか、クワンとジョンの戦いを観ているのだか、分からない会話も可笑しいのである。
そう、リュック・ベッソンのタクシーシリーズ程ではないが、今作は結構コミカルなシーンもあるのである。
<そして、目出度くジョーイと、”過去の”恋人ジョンは元鞘に収まり、息子レイモンドと可愛い赤ちゃんと(いつできたんだ!あのジョーイの祖母が住む海岸沿いの家でベッドに寝ていた時か!この野郎、ジョン、素早いな!)と仲良く家族4人で旅行に出て、一枚の写真に納まるのである。
今作は美しきグイ・ルンメイを愛でつつ、接近&カーアクションを楽しむ家族再生の映画であり、名画オマージュ溢れる演出もナカナカな作品である。
尚、このレビューは幾つか不穏当な言葉が使用されているが、ご容赦頂きたいモノである。>
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