ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッション

劇場公開日:2025年10月24日

解説・あらすじ

リュック・ベッソンが製作・共同脚本を務め、台北を舞台に描いたカーアクション。

億万長者クワンの麻薬密売を摘発するため潜入捜査をしていたが失敗し、上司から休暇を取るよう命じられたアメリカ麻薬取締局(DEA)の捜査官ジョンは、台北へと向かう。休暇という名目での台北行きだったが、真の目的は、クワンの帳簿データを持つという匿名メールの送り主と接触することだった。メールの送り主は、クワンの養子レイモンド。彼の母でありクワンの妻でもあるジョーイは、天才的ドライブテクニックで裏社会の違法物品を運ぶトランスポーターだ。そんなジョーイはジョンがかつて台北での捜査で出会い、恋に落ちた相手でもあった。ジョンは密かに招集した仲間とともにデータの受け取りを試みるが、クワンの部下と銃撃戦になり窮地に追い込まれる。

ともに「ワイルド・スピード」シリーズに出演したルーク・エバンスがジョン役、サン・カンが億万長者クワン役を演じ、「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」などで国際的にも活躍するグイ・ルンメイがジョーイ役を演じる。監督は「ザ・プロデューサー」のジョージ・ホアン。

2024年製作/100分/G/フランス・台湾・アメリカ合作
原題または英題:Weekend in Taipei
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2025年10月24日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18

(C)2024 - EuropaCorp – All rights reserved (C)Photo Hsing-Hsuan Kao

映画レビュー

3.5 おおらかな気持ちで楽しむといいかも

2025年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

■ 作品情報
監督: ジョージ・ホアン。脚本: ジョージ・ホアン、リュック・ベッソン。製作: リュック・ベッソン、ヴィルジニー・ベッソン=シラ。主要キャスト: ルーク・エヴァンス、グイ・ルンメイ、サン・カン、ワイアット・ヤン、パーネル・ウォーカー。製作国: フランス、台湾、アメリカ合作。英題: Weekend in Taipei。

■ ストーリー
麻薬取締局(DEA)捜査官ジョンが、億万長者の麻薬密売人クワンへの潜入捜査に失敗する。ジョンは、クワンの帳簿データを持つという匿名のメールを受け取るが、上司から休暇を命じられる。しかし、ジョンは休暇を装い台北へ向かい、メールの送り主であるクワンの養子レイモンドと接触を試みる。ジョンがレイモンドとの接触を図る際、事態を察知したクワンの部下たちとの銃撃戦に発展し、ジョンは窮地に立たされる。ジョーイは、息子レイモンドを守るため、そしてかつて愛したジョンとの再会という予期せぬ展開の中で、危険な追跡から逃れ身を隠すこととなる。

■ 感想
率直な感想としては、わかりやすくておもしろかったです。開幕早々、ジョーイが駆るフェラーリの圧倒的な疾走感に度肝を抜かれ、一瞬で作品の世界に引き込まれます。かと思えば、ジョンの潜入捜査が露見する場面では、狭い厨房での巧みなアクションと、そこかしこに仕込まれたユーモラスな演出のおかげで、こちらも見応え十分でした。この緩急のつけ方が絶妙で、この先の展開を期待させます。

ストーリーは偶然の連続でジョンとジョーイが再会し、共闘する流れになるのですが、これが不思議とそれほど気になりません。クワンの犯罪の証拠を巡る攻防ももちろんあるのですが、それ以上に、愛する女性を取り合う男たちの物語に見えたためかもしれません。そういう意味では、息子レイモンドと新たな命の誕生も絡み、壮大な家族の物語としてちょっと心に響きました。

一方で、悪役であるはずのクワンが、どこか哀れに見えてしまったのも印象的です。「これまでの13年間はいったい何だったんだ」という彼の恨み言には、思わず共感したくなります。でも、金にものを言わせた一方的な愛は、やはり報われないのでしょうね。

細かい粗は散見されますが、おおらかな気持ちでジョンたち家族の物語として見守れば、わりと楽しめるのではないかと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
おじゃる

3.5 【今作は美しきグイ・ルンメイを愛でつつ、激しい接近&カーアクションを楽しむ家族再生の映画であり、名画オマージュ溢れる演出もナカナカな作品である。コミカル要素も勿論あるよ!】

2025年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 2件)
NOBU

3.0 リュック・ベッソンの名前につられたが、既視感満載、どこかで見た韓国製B級アクションのよう。もう古い。ディア・ストレンジャー」のグイ・ルンメイが唯一いい!

2025年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

リュック・ベッソンの名前につられて、つい期待してみてしまったが、いつかどこかで見た内容だらけの凡作で、まるで韓国製B級アクションのよう。
西洋人が主演だけど、それ以外はアジア人で、舞台が台湾というのが売りだけ。監督もアジア系らしい名前。
調理場でのアクションとか、面白いところもあるが、特にホテルでの襲撃とか既視感満載で新鮮味ゼロ、もう古い。
多数作られたリュック・ベッソンのエピゴーネンを散々観てるので、この程度の内容はごく普通以下。
唯一、「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」のグイ・ルンメイ演じるヒロインが良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ITOYA

3.0 ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッション(映画の記憶2025/10/25)

2025年10月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

リュック・ベッソンの安定感。有りがちなストーリーだが、家族ものの勝利か?

グン・ルンメイはゆっくり演技は高橋一生なんだよな、、、早い演技は違うけど。
サン・カンはスタイル良いな。ワイスピみたいなニヒル役以外の悪役も似合うわ。

ドンパチあり、カーチェイスありのアクションを観たい方にはオススメ。
(個人的評価6.5点/10点中)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
motorad_kira