万事快調 オール・グリーンズのレビュー・感想・評価
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本音を言い合える3人が心地良い
なかなかぶっ飛んだお話ですこと。気付かなかったけど、志乃ちゃんやもみの家を見て印象に残ってた南沙良が出てたんだねラッキ〜♪なかなか影のある女優さんですね。かくしごと見て以来の出口さん含め女優陣見るだけでも十分満足。劇中言えなかった本音をみるくにぶつけるラップシーンでは胸にグッときました。絶望に沈む子達にとっては悪いことと分かってても夢のある話でこっちもワクワクしちゃった。良い子は真似しちゃダメデス。守りに入ってない作風で好感持てました。(原作の持つイメージなのかな?)名作とは決して言えないけど、突っ走った実験的な作風がいつか傑作につながりそう。
イカロスは性転換して飛んでゆく
ひと昔かふた昔前の日本映画のイメージだと、主人公ら三人は若い男でやくざの末端に組み込まれてて、ある日組織のブツをちょろまかし、へました一人が凄惨な暴力の洗礼を受け人質になってブツとの交換で味方はアジトへ向かう。でドンパチの最後に死んだかどうかはまあいいじゃないかで終わる、そういう定型。定型は滅びないが、主人公像が時代でぐるぐる変わる。今回は工業高校の女子、小脇にはラップにSF、芸術映画や漫画をそれぞれ携えている。いずれも文化精神をたたかわせ言葉を武器にできる子たちであるが、家庭という発射装置が壊れている。生きる場所は茨城の東海村。平成の大合併ブームを経ても4万人いても村のまま。おとなの事情がてんこ盛以下略。
でもね東海村をまんま大きくしたのが日本だと私の理解ではなってますので、彼女らの生育環境として全く文句はないですし、こういう映画にきっちり協力されててむしろ立派です。SDGsでいう人間の尊厳に関わる映画ですよねー。
腕力なくても低賃金でなんとか。知力足りなくてもネットで楽勝。引くところは引く。勝負できる相手には全力。あとは少しのメルヘンだけでこれだけの悪漢女子の不屈の物語に。
「ばーーーか」もよかった。出口夏希はずっと感情ないまぜのシェフのおまかせサラダみたいな表情がよかった。とてつもなく風変わりな味がでていた。あれは監督の演出の賜物なんだろか。吉田さんはすでに巨匠です。南沙良も主役ポジションビッタビタでした。
男衆は黒崎羽村金子と低賃金ズといたが、金子大地が一番笑った。結婚するは、絶対ウソだろーwあの間w必死w
長かった・・・
狂った放射能!仄暗い不穏な青春像に浸る
近年希に見る大寒波到来~ だとぅ??
ホンマケー 毎年ゆうとるやないかぁー
大雪イヤやー、凍るの嫌い、道イてるのもっと嫌いぃー!!
週末、劇場に行けるかどうか心配が私の頭を過るが
そんなコたぁどぅでもぇぇわ。
この前「万事快調<オール・グリーンズ>」見ちまったんですよ!
何かさー この作品ってさ、情報が世間にクロスされないように
目立たない様にされてないかな?気のせいか・・・
順位がオカシイと思うのよ。
もっと話題上がってると思うのだけど。内容のせいなのだろうか・・・。
どんな作品も公平に扱ってあげて下さいよ!
原作:波木銅氏(第28回松本清張賞受賞)
監督・脚本:児山隆氏
---------MC-----
朴秀美(父のDV、ラッパ-)役:南沙良さん
矢口美流紅(クラスの人気者、指切断)役:出口夏希さん
岩隈真子(漫画家志望):吉田美月喜さん
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話展開流れ:
茨城県東海村が舞台。ある工業高校に通う3人の女子高生、ツマラナイ不穏な日々を過ごす3人。それぞれ悩みを抱えてる中で 秀美がラッパ-溜まり場で自分の歌を推してくれそうなプロの人を紹介される。
そいつに会いに行くが 実は女の体目的だけの奴だった。上手くその場の危機をかわして男をボコって、開いてる金庫の中にあった ある種袋を3袋程持ち去る。
後からそれは大麻の種だと分かった。
父のDVで家庭環境が崩壊してる秀美、本音で友達等と付き合え無いことに苛立つ美流紅(ミルク)、漫画家志望でこの田舎場所から出ていきたい真子。
3人は潰れた園芸部を同好会として発足させ 学校の屋上ビニ-ルハウスで秀美の奪ってきた大麻の種を栽培し 乾燥大麻を足の着かない携帯使い、闇ル-トで販売し儲ける事を企てる。売り子役には 金が欲しいゲイの二人がアルバイトで参加。濃縮大麻ワックス抽出に科学頭脳の藤木が参加。
彼女等の闇の商売は金が多額に回り始めるが、 そう長くは続かなかった。
種を奪われた男の姿が 秀美の前に現れて 状況が一変する~
そしてヤヴァイ3人の青春が卒業式を向かえていくのであった・・・
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テイスト的には、ちょっと前に見た”ゴールド・ボーイ”を思いだす。
よく似た感情と匂いがしたね。
”ナイトフラワ-”チックなイメ-ジもするが 実行する為の意味合いが違うかな。
東海村を引き出してきてる点が 特筆かな。
要は元祖放射能の街(村)を舞台にしてるところと思う。
そして 破綻した生活環境、未来が見えない高校生活をダブらせて描いていると思う。学校で大麻栽培をして かつ乾燥大麻を売ると言う内容は大胆ではあるが
この在り方が、東海村の原子力(放射能)と重ねて表現しているのだと感じます。
どちらも 公でありながらヤヴァイ物を扱うと言う事なんでしょうね。
私はそう感じましたよ。
最後に3人は 東京に出て大きな取引をするのだが、見事に失敗。
失意の中 村に帰るのだが、命と交換された生なので有る。
それが分かっただけでも 良かったのでは無いだろうか。
その場面だけは 青春物として考察に高く値するなと感じた次第。
秀美の校舎屋上からの飛び出し~ アニメの時かけ少女なみですね。
普通 死んでますよ ハハハ。
興味ある方は
劇場へどうぞ!
強烈 圧倒された物語
3人の若手俳優
ドーテーでホーケー♪
前半はなんか気恥ずかしく、重く。いちいち朴だの、親父の暴力だの、美流紅の両親の件だの、マンガを諦めただの。
ところが中盤の大麻を屋上で栽培して金儲けするぜ!から一気に物語が動き出し、なかなか見応えある青春コメディとなります。それでもビターテイストというのか閉塞感みたいなものは最後まで漂ってますけどね。
なんせ主人公3人の佇まいが良い。あとジャッキー役の彼、良いですね。「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の主人公の友人役も良かったし。
地方の駅前でラップなんてやってりゃイヤでも目立つやろ?とかそもそも田舎の工業高校の機械科の女子があんな感じではなかろう?とか野暮なツッコミを忘れて観ると面白いです。
2026.1/20
◯◯取締法とか喫煙とかはともかく
Stranger
大麻で世界を変えてしまえ!
女子高生が学校の屋上で大麻を栽培するという強烈なあらすじと予告で気になっていましたが、期待にバチコリ応えてくれる痛快な作品でした。
ジャンルとしては青春映画に区分されるとは思うんですが、閉塞的な環境からどうやって抜け出すかというところに大麻栽培がマッチするという意外性と意外性の組み合わせが今作では機能しまくっていたなと思いました。
同じ世界の住人ではないと思っていたやつが、ふとしたきっかけで同じ世界で生活しだすという偶然がとても良かったですし、ラップが紡ぎ出すというのも近年の邦画のトレンドになりつつあるなぁとニヤけてしまいました。
父親が暴力的にヤバいやつで家庭が崩れまくってる朴秀美、母親が壊れてしまっているので仕方なく理想の娘を演じてる矢口美流紅、バイトに明け暮れ早いとこ村を抜け出したい岩隈真子、たまたま交差点で轢かれた女性を見て,その後死んだニュースを知ってこの村で終わりたくない3人が大麻栽培で結託するというのも不思議な縁の繋がりで面白いなと思いました。
朴ちゃんがサイファーで披露するラップの言葉選びが遊び心があって楽しかったですし、引きのショットでここまでの人生の総括、そしてガラッと変わった日常を全部言葉にして歌に落とし込んでいてカッコよかったです。
大麻の栽培模様がわりかしリアルなのも良い味を出しており、種を植えて水をやったらしっかり生えてきて、葉をカットしてすり潰したり焼いたりしてパッケージして商品として売るという、おそらく実際にやっている過程を女子高生3人が淡々とこなしているのが凄いですし、栽培してるビニールハウスでエッチしていたエロ坊主2人を売り子にして直接渡したり、本の中に挟んで取引したりと、これまた実際にやってそうな手段で手際よくやっていくのでハラハラさせられます。
東京での大きい取引でも相手に屈することなく突っぱねていくのはここまでの過程で強くなったんだなというのも感じられましたし、引き際が難しくなった悲哀もあったりするのも難しいところだなと思いました。
終盤はどうやってオチをつけるのだろうと思いましたが、そう来るか〜とニンマリしてしまいました。
大麻を体育館にぶち込んで、生徒も教師も大麻漬けにして笑い上戸にしてしまい、全員ラリっているのが面白すぎました。
岩隈ちゃんが漫画やろうぜ!と豪語するのも最高ですし、朴ちゃんが屋上からめっちゃ飛び降りてなんとか着地して走り出すところなんか軽快な音楽が鳴って青春だわ〜とじわっときました。
3人のその後がポロッと流れ、あんまりハッピーエンドではないな…と思ったら美流紅がそんなわけねーだろばーか!って言ってくれるのでスカッとしました。
主題歌の「 Stranger」もカッコいいですし、そんな落ち着いたエンドロールなのかい?と思ったらノイズを走らせてラップを走らせていくのでもういっちょ痺れました。
自分自身もまぁまぁな田舎出身で、特に地元に不満などは無かったけど早めに都会に出ていった人間なので、地元に帰るのが楽しみと思えるのがどれだけ恵まれているのかと再確認することもできました。
かなり素っ頓狂な話ではありますが、セリフがグサグサ刺さりましたし、大麻栽培というテーマを暗いものにしすぎずなところも良かったですし、従来の作品では味わえない効きまくりのエッジを感じられて最高でした。
自分の現在の状況に突き刺さったセリフは「現状維持が良いとされるなんて良くない」本当にその通り!
帰り道誰もいなけりゃ走り出してたのに!青春!
鑑賞日 1/18
鑑賞時間 18:40〜20:40
これも毒親ムービー。見た順番で言うとこっちが先
テーマはたぶん人生楽しんで逃げ切れ!ってほんとそう。
全ての若者が楽しく逃げ切って欲しいけど、今の日本が90年代LAのコンプトンみたくドラッグディーラーかラッパーになるしかビッグになれねえ世界になってるたあ思わんかったねおじさんは。
DVの親、何かを信じてしまった親、唯一まともそうな親を持つ3人の女の子が真っ暗な未来を変えるために勝負に出る感じもアメリカ映画っぽいしね。
まあ日本の地方都市(東京もそうか)の若者の閉塞感が伝わってきて、やりたいことやってやりたいことみつけてそれなりに楽しく生きてきた都会生まれの自分としてはなんとかしてやりてえと言う気持ちが溢れてヒヤヒヤしながら見てたんだけど、オチはもうあれでいい!もやもやするとこもたくさんあるけどあれが正解!ってスッキリしちゃってなんか申し訳ない。
絵作り的にも全然共通項のない3人が出会う瞬間は“ビギニング”史上でもなかなかの高ランクなんじゃない?あとタイトルの入るタイミングもセンス良い!
舞台を東海村にしたりラップネームをニューロマンサーにしたり(原発とウインターミュートとの関係は調べて)、出てくる文庫本を本好きをニヤリとさせるラインナップにしたり、見に行こうって言う映画の作品名も、「映画って映画館で見ることを前提とした作品だから」的な発言からも、【本・音楽・映画】とかのカルチャー全般への愛(偏愛)が感じられて嬉しかったな。
唯一惜しいのが南沙良の起用かな。あの美しいお顔では育ちの良い感じが前面に出過ぎて飲酒も喫煙もラップも似合わない。良い女優さんだしめちゃくちゃ頑張ったと思うんだけど、そもそもの美し過ぎるルックが破天荒な役柄と合ってないんだよね。もちろんそのギャップを狙ってるのもわかる。でもさ、ラップが上手いっていうだけでオーディションしても良かったかも、とは思ってしまた…荘子itのリリックが強くて良いだけに。
ん?劇伴も荘子it?ラップだけじゃなくてロックからテクノまで幅広いジャンルへの深い造詣が炸裂してて最高だったな!もしかしてカルチャー的なもののアドバイザーみたいなこともやってたのかな?そろそろ監督やっても良いのでは?
ロックで思い出したけどスターティングブロックぐらい手配できんかったかな?陸上部も同好会レベルに見えちゃうぜ?
ってここまでマジ偉そうに書いてるな何様なんだ?…好きな作風だけに饒舌になってしまう悪い癖ですごめんなさい。
でも、レビューする側も本気でやんないと大怪我するからさ。
You need heart to play this game
気持ちがレイムじゃモノホンプレイヤーになれねえ
そんな感じ!南沙良は本当に大好きだし、まだ1月なのに今年のベスムービー候補が出てきちゃって嬉しいんだから!
それではハバナイスムービー!
P.S.あとこれ本格ホームグローンムービーでもあるとこも良き
これはもはやフィクション映画!だからこそ面白い
なんともいえない儚さ(幸の薄さ?)を持っている南沙良が好きなので、
仕事帰りに勢いで鑑賞しました。
予想以上に面白かったです。
未来が見えない町で暮らすどん詰まりの日々の中で暮らす秀美達。
若者特有の生きづらさ・なんともいえない閉塞感・絵にかいたような毒親と彼女たちの前には障壁しかない。
そんななか現状の打開策として大麻を栽培し、大金を得ようとする。
そう、オール・グリーンズのグリーンはまさかの大麻栽培・・・
ストーリーはどちらかというとフィクションよりかもしれません。
ただ、展開はスピーディーで面白く、観終わった後にはなぜか?爽快感があります。
個人的にはラストで佐藤が死んでないのがこの映画らしいなと思いました。
ドラッグ・レイプ・暴力等と色々な負の事項が出てきますが、どれも一歩手前で終わっています。
言葉にできないような青春独特の閉塞感をこれまで見たことのないような観点から描き、
吹っ飛ばしてくれるような映画ではないでしょうか。
観て良かったと思える映画でした。
万事快調 オール グリーンズ
テンポさえ良ければ!!
ちょっとズレてて古臭く、乗れない。
ラップについて語れるほど知識も理解もないが、ただの言葉遊びをセンスでするだけのものでは無いハズ、そこに個性や人間性が乗っかって深みのようなものが生まれるのではないのかと思ってしまう。
この作品、セリフや引用は言葉遊びの域をでておらずセンスも無ければ古臭い。
記号的な人間関係、田舎の閉塞感、家族の描かれ方などありきたりで面白味に欠ける。
そう全体的にズレた面白味ないこと、古臭いことをセンス良くやろうとして、軽くスベっている居心地の悪さを感じる。
いい若手俳優を使ってるのに、セリフを言わせてるだけの深みの無さ、特に黒崎煌代くんなんか無駄遣いもいいところで腹が立つ。
監督が脚本はともかく、編集までやると有りがちな悪例だと思ってしまう。
もう、飛べない。
まったく情報がないままの鑑賞。少なくともタイトルだけでは、意味不明で平凡で、なんら牽引力が無い。原作は松本清張賞どそうだ。ということは、ミステリーかな?ティーン女優たちの群像劇のようなビジュアルだが。
蓋を開けたら、茨城県東海村のド底辺高校に通う、将来が見通せない惰性にまみれた日常に窒息しながら、日々閉塞感に押しつぶされそうな、3人の女子高生が主人公。ひょんな事から大麻を育てて売るという犯罪を、学校屋上で始めるが、それに巻き込まれる男子3人。その点では、高校群像劇の構造ではある。ところが、なんやかや物語が完結しても、なんら閉塞感を突破する爽快感もない。相変わらず、だらだらと同じ日常と、真っ暗な未来が横たわる中に生き続け中ればならない彼ら彼女らが溜息をつく。
原作が4年前に出版された、松本清張賞作品。おなじ茨城県を舞台にした20年前の映画。「下妻物語」(中島哲也監督)は、その下妻という巨大スーパーでしか文化を享受できないド田舎ぶり、ド底辺ぶり、閉塞感たっぷりな女子高生バディを描いていた。しかし、そのクライマックスは、彼女たちを爆発させ、突破させ、少なくとも映画のなかにあったステージからズドンと飛翔させて解放感を与えた。
日本はこの20年で、天井がここまで厚くなってしまったのか。本作の登場人物らは、天井に亀裂は入れられても、結局は跳ね返されて、もとの薄汚れたカーペットに叩きつけられて泣き笑いを強いられている。学園コメディの佇まいだが、真っ暗な未来に背筋が凍る作品となっている。
チラシのビジュアルや“青春映画”というキャッチとは反して、結構ダー...
何処にでもある青春映画とは確実に一線を画している良品!
噂に違わず夢中になれる良品!
人生の先が見えない女子高生3人がとにかく魅力的過ぎました。
奔放な彼女たちを見ているだけで元気が貰えます。
単なる青春映画という枠で括れない点も個人的には良かった。
ステレオ・タイプの信頼関係とか、上辺だけの付き合いといった青春映画でお馴染みの要素もなく、互いを結び付けているのが「金儲け」という生々しい要素にした事でより彼女たちを身近に感じる事ができました。
脇を固める男性陣も凄く良かった!
特にビニールハウスのお二人様。
大いに笑わせて貰いましたよ。
あなたたちの顔が忘れられません。
勿論、作品によってキャラの印象をガラリと変えてしまう羽村仁成くんの漫画少年も良かったです。
鑑賞して半日しか経っていないのにこうして書いていたらまた彼らに会いたくなってしまいました。
ちょっとビニールハウス(劇場)に行って彼らに会ってきます。
全75件中、1~20件目を表示
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