「作品としての体裁をなしていない」特別編集版 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント 小さな挑戦者の軌跡 マークさんの映画レビュー(感想・評価)
作品としての体裁をなしていない
クリックして本文を読む
ゲームは機体などは知っていたものの未プレイ。
ゲーム内のアニメをツギハギして総集編にした作品だと思われるが、前半は場面を飛ばしすぎてほぼ意味のわからない切抜き集。
戦闘シーンも酷く、おそらくゲームの構成として会敵から戦闘開始(アニメ)→戦闘中(ゲームパート)→戦闘終了(アニメ)になっていたと思われる。
戦闘中のアニメパートの素材がないため、戦闘開始後の次のシーンではほぼ決着がついている、もしくは決着がついたという体で話が次に進むため、どうしても盛り上がりにかける。
後半は多少マシになるものの、それでも描写不足が目立つ。
主人公とメインヒロイン?の間に何かがあり、それにたいして敵が純潔がどうと怒るシーンがあるが、肝心の描写が一切ないため何に対して怒っているのか理解できない。
最後の二人で幸せにという主人公のセリフ的に恋人関係になっていたりしたんだろうか?
ウルズハントは酷い出来だったが、オルフェンズの新作短編は短いながらもバルバトスの新形態や2期に繋がるちょっとした掘り下げの描き方が良く、かなりの好印象。
唯一の欠点は時間の短さで、欲を言えば(こんな出来になるのであれば)ウルズハントをなくして短編をメインに据えて1時間ぐらいやって欲しかった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
