「人物が像を結ばなかった」楓 Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)
人物が像を結ばなかった
この作品は、観るかみないか迷ってたんですけどね。
イオンシネマのハッピーマンデー(¥1,200-)なら良いかと思って。
結論から言うと、悪くもないし、特に感動するわけでもない。
改めて「楓は良い曲だなぁ」と感じ入った…
それだけの映画かな。
なんか、人物が像を結ばないんですよね。
福士蒼汰の演じる双子は、もう少ししっかりと演じ分けて欲しかった。
福原遥は良かったかな?
あ、いや、でも… やっぱり、後半の告白を鑑みて前半の挙動を思い返すと、「???」と思うところもある。
そう。全体的に「なんとなく、辻褄があってないんじゃない⁉︎」と感じさせるものがあるんですよね。
あと、スピッツの「楓」を原案にしたストーリーらしいけど、どこが繋がっているのか、私にはよく解らない。
たしかに、このストーリーのエンドロールにこの曲の雰囲気は合っていたとは思うけど、「この曲を原案にした」とまで言われると「え?」ってなる。
あ、あとね!
この曲は草野マサムネの声でこそ魅力を放つのだということを確認しました。
劇中で「楓」のカバーが2種類使われている。
男性(渋谷龍太)と女性(十明)の2種類。
あ、違う!
高校生の合唱もあった!3種類ですね。
私は、どれもあまり良いと思わなかった。
申し訳ないけど。
あの声、あの歌唱でこそ、胸を鷲掴みにされる。
そう思いました。
・・・もうひとつ、余談。
終盤、宮沢氷魚と福原遥がしっとりと会話しているシーンで、「賭ケグルイ」をふと思い出してしまって、邪魔でしたw
別の作品なんだから、思い出すなよ!> 自分
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