「最後は、正義と良心か?」銃弾と正義 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
最後は、正義と良心か?
銃弾と正義
特例射殺と言うことは、
死刑のある国なんだろう!
では、日本でも可能か?
政治家、行政が汚職だらけの国だから必要かも知れないが、だからこそ特例射殺と言うのは怖い。
まあ、ストーリーは如何にもインドらしくって楽しめたが、
2部構成になっている途中で、
「ビーキーパー」を思い出した。
ジェイソン・ステイサムほどのアクションも切れ味もなく残念感があったが、後半の誤射殺を潔く謝罪し、後半の犯人立件に何度も失敗しながら法規による逮捕する姿に、新しいインド映画を観た様な気がする。
それにしても、最後は警察官の良心に帰着するのは安易だね。
ヒンドーの良心
ムスリムの良心
ジャイナの良心
ブディストの良心
クリスチャンの良心
などなど色々あるからね。
抹香臭いこと言うより、養蜂家の様にもっとスカッとしたい気がした。
レビュー4
( ^ω^ )
銃弾と正義
インド映画界を代表する俳優ラジニカーントとアミターブ・バッチャンが共演し、警察官が凶悪犯をその場で射殺する「特例射殺(エンカウンター)」をテーマに描いた社会派アクション。
インド最南端のカンニヤクマリ県。アディヤン警視は凶悪犯罪の捜査中に反撃してくる犯罪者を迎え撃ち、その場で仕留めることをしばしば行っていることから「狩人」の異名で呼ばれていた。
ある日、女性教師のレイプ殺人事件が発生。被害者の女性は以前、教育現場を巻き込む薬物汚染についてアディヤンに通報していた。特捜チームに加わったアディヤンは、犯人と思われる若い男の追跡に乗り出す。
一方、人権擁護派の判事サティヤデーヴはアディヤンの捜査手法に強い危機感を抱いていた。
事件の捜査をめぐり、アディヤンとサティヤデーヴが対立するなか、この事件と同時期に起きていた別の社会問題とのつながりが明らかになる。
ラジニカーントが主人公アディヤン、
アミターブ・バッチャンが判事サティヤデーヴを演じ、
「バーフバリ」シリーズのラーナー・ダッグバーティ、「ヴィクラム」のファハド・ファーシルが共演。
「ジャイ・ビーム 万歳ビームラーオ」のT・J・ニャーナベールが監督を務めた。
銃弾と正義
Vettaiyan
2024/インド