劇場公開日 2025年8月30日

書けないんじゃない、書かないんだのレビュー・感想・評価

全5件を表示

5.0満足感のある映画!

2025年9月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

はじめは姉と嫁のコメディータッチのやり取りが面白く、テンポよくストーリーが進んでいきます。後半になると雰囲気が変わって……。

見終わったあとに、なんだかじんわりあったかい気持ちになりました。エンドロールの曲も素敵で、作品を引き立てていると思いました!

多くの方にオススメできる映画です!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
neko4747

4.0壮大なまぐれ当たり

2025年9月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

芥川賞を受賞したものの次作が書けない小説家と、本を読みも書きもしない自称「天才小説家」の義理の姉妹が、同居生活の中で繰り広げる諍いを描いたホームコメディ。

ストーリーのテンポが心地良く、映しだされる景色もとても綺麗でした。

昔、私小説を書いてみたいと思ったことがあった。自分の記憶や思いがピッタリの文章にならずに諦めたけど。
自分には自分だけの、それぞれの人生の素晴らしい物語があるはずだと思う。義姉 晴海さんにも物語があった。
この先、時間に余裕ができたら、もう一回チャレンジしてみたい。もしくは記憶を読み取って、自分っぽい言葉にしてくれるようなマシーンの出現を求む。

「岸辺の蝶」私も読んで見たい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tnk_san

3.0テンポが良い反面、説明不足な面も

2025年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

結婚を機に夫の故郷に移り住んだ芥川賞作家のヨメと、天才小説家を自称する小姑が同居することで始まるストーリー。

芥川賞以来書けないヨメ vs 自称天才小説家の義姉との激しい戦いが前半に描かれていき、それが両者引けを取らず激しく言い立てるので、どちらにも感情移入できず、なかなか見ていて辛い。

ただ一方で無駄な描写や時間稼ぎの演出がないため、テンポよく後半に流れ込んでいく勢いのある見せ方はとてもよかった。

そして朱莉にも晴海にも応援できないまま終わっていく。それはそれで不器用さがリアルに描かれていると言えばそうなのだけど、やはり「普通、人が言わないセリフ」が多いため、共感にまで結びついてこない。

「ヤレヤレ」と3回ぐらい言わせるのは何故なのか。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
miyafeel

3.0駆けないんじゃない、欠けないんだ

2025年8月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
uz

3.5人間失格vs小説家失格

2025年8月30日
Androidアプリから投稿

楽しい

幸せ

初めて書いた小説が芥川賞を獲ったがその後書けない小説家であるヨメと、書いたこともない自称天才小説家のコトメの話。

結婚してダンナの実家で暮らすヨメのもとに出版社がプレッシャーをかけてきて巻き起こっていくストーリー。

あらすじ紹介に記されているコトメの経歴はなかなか示されないけれど、書きもしないし本も読まないニートのコトメが、何かとヨメにイチャモンをつけてくる展開で、それはザコだから良いけれど、何かとプレッシャーを感じているヨメという流れからの、いよいよ執筆し始めて…。

コミカルさが強めの作りの中に、しっかり機微が織り込まれているし、話しの流れも分かりやすいしテンポも良いし。
そして最後もそう来たかというお見事な締め。
とても面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Bacchus