「単純におもしろくない」プロジェクト・カグヤ そらさんの映画レビュー(感想・評価)
単純におもしろくない
脚本も演出も微妙でした。センスが一昔前。
プロデューサー?役の人が謎にオカマ仕草するのをこのご時世でやること自体センスない。
美味しい役をもらっている数名の役者はいいが、他の役者の扱いがあまりにも雑。この映画にその役が必要だった意味が皆無。ただの人数合わせ。
劇中で発生したエピソード(試練に遅刻した)にも意味はなく、これはこの役者がこの海辺のロケに参加できないスケジュールだったから、仕方なく何か理由をつけていなかったことにしたのかな、と思ってしまった。
そんな理由でなかったとしても、そんな理由でもあったんじゃないかと思うくらいに意味のないエピソードだった。
ミステリーという割には先の展開に予想がつきやすいし、恋愛リアリティーショーという割にはそれ特有のあるあるがほとんどなく、テーマの扱いも雑。
この映画で何を表現したかったんですかね。
この俳優とこの俳優使って、なんかいい感じにチャチャッとやっちゃってよ、とでも言われて、とりあえず作ったって感じがします。
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この映画の監督は、『ストレスが溜まったら変な映画を撮る』そうですが、この映画はそのストレス発散の映画なのか、それともストレスの元になったのか、気になるところです。せめて、前者だといいですね。
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