「珠玉の再生物語」鯨が消えた入り江 ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
珠玉の再生物語
ラストの「はじめまして」にぶわっと涙腺ゆるんだ。
ポストを通して少年との手紙のやり取りがよかったし、あの女性作家さんの存在もよかった。ファンタジーになるとは思わなかったので嬉しい驚きと感動がありました。ロードムービーは時間軸も含めてって感じかな。舞台が台湾だからか、結構日本に通じるシーンが多く、約束の指切り、だるまさんがころんだ遊び、スイカ割り、郵便ポストの色や形などなど。景色も素晴らしかった。挿入歌があったけど、それで感動が増幅することはなかったので、ラスト以外は終始淡々とした気持ちで見てました。突っ込みたいところも多々あり、途中ちょっと間延び感も感じてしまった。
助け、助けられ、そしてまた二人で並び立つときまで……。
ファンタジーでありヒューマンドラマであり珠玉の再生物語。王道BL路線にならなくてよかった。
主演二人とも素敵な俳優さんですね。レビューには関係ないけど主演俳優のテレンス・ラウさんが、ずっと杉野遥亮さんに似てるなぁと思いながら鑑賞してた。他の作品も観てみたい。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。