劇場公開日 2025年8月8日

「BL風ではあるけれど、そういうわけでもない、たぶん。」鯨が消えた入り江 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 BL風ではあるけれど、そういうわけでもない、たぶん。

2025年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ロケ地になっている墾丁は以前、『海角七號』のロケ地巡りで行った事があるし、ギャングから逃げたトコは川湯温泉だろうか?サウナの入り方が兵馬俑のようで驚いた所。
コロナ禍になってから台湾に行けてないけど、知ってるところが出てくるとちょっと嬉しい。

香港の喧騒と、台湾のノスタルジックな雰囲気が見事なコントラストで、盗作疑惑で疲弊した天宇の心が解けていくにつれ、2人の距離も縮まる。
二人乗りで腰に手を回したり、だるまさんが転んだアクシデントなど、その辺を期待してきたであろうファンへのサービスもチラッと。

盗作ではなく、不思議なポストによる運命的な繋がりだった事が明かされた時、ものすごく込み上げるものがあった。
回想シーンと共に、阿翔のことを願う天宇が切なくて。
思えば初めからファンタジーな雰囲気はあったように思う。
滝へ行った時も、野良にしちゃ珍しい犬種だったし、あの美しい風景は最早ファンタジー。
バイクや車なのに、疾走感はあまり感じず穏やかで爽やか。
撮り方がすごく丁寧だからかな?

レスリー・チャンが生きていたら...ニュースを見て絶句したのを覚えている。
『君さえいれば 金枝玉葉』が大好きだったから、69歳のレスリーはどんな感じだっただろう?
『金枝玉葉3』とか...2がビミョーだったからやっぱいいや。

コビトカバ