「DNA鑑定書をレヴォンなぜ渡さなかった」プリンス・オブ・ブロードウェイ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
DNA鑑定書をレヴォンなぜ渡さなかった
ニューヨークの路上で偽ブランド品を売り、生計を立てる黒人青年ラッキーは、ある日、昔の恋人が現れ、存在すら知らなかった息子を連れてきた。そして、2週間預かってくれ、と1歳半の幼い子を置いて居なくなった。突然パパになったラッキーと幼い子どの生活が始まり、本当に自分の子なのかと疑問を持ちながらも世話をし・・・そんな話。
ショーン・ベーカー 初期傑作選にて劇場鑑賞。
ラッキーに押し付けられた幼な子の仕草が可愛かった。あれ演技なんだろうか、と思うくらい自然だった。
ベッドでラッキーの頬を無邪気にたたくプリンス、料理を作るラッキーのエプロン姿、など細かな所でもほっこりさせてもらった。
意を決してDNA鑑定を受け、郵送されて来た親子鑑定書を自分で開けずボスの所に持っていって結果を聞いたのはなぜ?
文盲設定?それとも1人で結果を知るのが怖かった?
その鑑定書をボスはなぜラッキーに返さず自分のジャケットにしまった?
もしかしてラッキーとの親子関係はなかった?
色々余韻を残す結末だったが、この作品も面白かった。
コメントする
talismanさんのコメント
2025年9月24日
この監督の映画は最後をオープンにするところがいいですね。結果がどうであれボスならわかって行動してくれるという圧倒的信頼があったのかな、と思いました

