フォー・レター・ワーズのレビュー・感想・評価
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さすがに青臭さが残るベイカー監督のデビュー作
アホな男子大学生たちの一夜の乱痴気騒ぎ。延々と下品な会話ややんちゃを繰り返す。興味の対象はもっぱら女の子とSEX。でもやんちゃと言っても、今みたいに特殊詐欺や闇バイト強盗、性加害など悪質で陰湿なものではない。
メンバーをよく見ると、イタリア系、ユダヤ系、いじられキャラ、陰キャラ、オタク、モラトリアムといろんなのがいる。
キャラを掘り下げて、将来への不安とか、祭の後の寂しさみたいなものをまぶせば、傑作になったかも知れないが、そうせず普通のバカ騒ぎをありきたりに描いたところが、デビュー作らしくてむしろ良かった。
この後彼らが社会に出て、911とかリーマンショックを経験し、どうなっているか、30年後のリユニオンも見てみたい気がする。
唯一の大人 カレン・カラグリアンが本作でも存在感あり。
bla bla bla
映画タイトルのセンスはよかった、というか内容をこれ以上よく表すタイトルはないだろう!まだ若いからか、年齢関係ないのか、男達だけの馬鹿話。後半の映像の切り替えは面白かった。
親が留守だから大きな実家をパーティー会場として提供してる子は大学での専攻をころころ変えている。要するに、何を勉強したいのか将来何をしたいのか模索中だ。音楽を目指している友達はそんな彼に、親と同じように医者とか弁護士といった道に進んだ方がいいんじゃない?など、今後について語る二人の会話と雰囲気はよかった。お酒は飲まない真面目な子が馬鹿友達に煽られて、コカ・コーラ缶をバットで打ってパーティー会場の家の窓ガラスを割ってしまったのは馬鹿友達のとばっちりで可哀想だった。女性二人が早めに(といっても午前3時過ぎ)帰ったのと、パーティー苦手な女の子が一人、上の部屋でずっと長距離電話(ボーイフレンドと)してたのは正解だ。
カレン・カラグリアンが出ていたの確認!夜中のガソリンスタンドで電話しながら客対応してる役。馬鹿男達が車で煙草を買いに行く場所。お金と煙草の手渡しが互いに疑心暗鬼ふざけで笑えた。
おまけ
タランティーノ風?と思った。如何にアジアの女性(韓国、日本、中国、フィリピンなど)がいいのか、食生活絡めてウダウダウダウダと能書き垂れてる男、あともう一人いたけどあまりに阿呆で何について喋っていたのか忘れた。
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