劇場公開日 2025年10月3日

ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価

全549件中、1~20件目を表示

4.5全てのバランスが完璧!これぞハリウッド!

2025年10月7日
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鑑賞方法:映画館

こんなにいろんな要素取り込んでるのに、物語がとっちらからないのが本当にすごい。

男女の愛憎劇や親子愛のヒューマンドラマ
ハラハラドキドキのクライムアクション
思わず声を出して笑ってしまうコメディ
現代の世相を表しているソーシャルスリラー

ここまで様々な種類のジャンルが詰め込まれていたら、それぞれの要素が中途半端だったり、広く浅くすぎて物足りなかったりしそうなものだけど、どこをとっても満足で、見終わった後の満足感や充足感がすごかった。

今作では、キラキラなレオ様は全くおらず、本当にあなたは以前愛する人を救うためにタイタニック号と共に沈んだ方ですか?と思うぐらい、今回のディカプリオは最初から最後まで頼りなくてカッコ悪い。
でもどこか憎めず応援したくなるのは、ものすごく人間らしくて、親近感をもてるから。
パスワードのところは最高だったなー!声を出して笑った。

そしてこれまた同じくらい印象的だったのは、清々しいほど最初から最後まで変態なショーンペン。変態すぎて笑ってしまう。お見事すぎました。

作品の軸には、暴力や報復劇の裏に、白人至上主義・人種差別・社会分断 という重めのテーマがあるけれども、ユニークなキャラクターやストーリーのおかげで、そこまで重くならず162分があっという間だった。

そしてストーリーだけではなく、カメラワークや劇伴の使い方、音響の演出がとても好みだった。
時間の都合でIMAXで見れなかったが、これはIMAXで見たかったなー!

ハリウッド映画の質の高さをこれでもかと見せつけられた作品だった、オススメ!!

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AZU

4.5意味なんてどうでもいい。なんだか面白い162分🎬

2025年10月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

斬新

『ギルバート・グレイプ』にはじまり、世界中にその名を轟かせた『タイタニック』──
恥ずかしながら、私の記憶はそこで止まっている…😅
そして久しぶりにスクリーンで観たレオ様は、確かに歳を重ねていた。若い頃のプリンス・レオ様のイメージしかなかった私なので、あまりにもしがなく、ダメで人間くさいボブ(ディカプリオ演じる本作の主人公)の姿に、いい意味で驚かされた。

他のクセ強俳優たちの快演もとにかく凄まじい。
とくに無慈悲な軍人ロックジョーを演じたショーン・ペンからは、ひと時も目が離せない。怖い😱を通り越してキモい。日本で万が一リメイクするとしたら、この役をやれるのは鈴木亮平さんくらいしか思い浮かばない🤫彼の異常なまでの圧迫感が、この作品に強烈な緊迫感を与えている。

そしてもうひとり、娘の通う空手道場のセンセイ役を演じたベニチオ・デル・トロ。不思議な役どころだが、ピンチにふっと現れて、飄々とカッコよく主人公ボブをアシストする。とにかく作品に良いスパイスを与えているのだ。

怒涛のカーチェイスというより、どこか一風変わったカーチェイスも本作の見どころ。
「凄い」というより「上手い」と唸りたくなるシーンなので要必見です。美しい映像や迫力あるアクションも素晴らしいですが、ピアノやドラムなど打楽器を駆使した“音”にも注目👀不協和音で不快な感情を巧みに表現し、映像とともに感情を盛り上げています。

元革命家でありながら、どこかしがないダメ親父のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。とにかく口が悪く、薬に逃げては暴言を吐きまくる。だからこそ愛おしく、時に可笑しく切ない。

最愛の娘のために、そして“本当の自由”のために恐れず奔走する父親ボブの姿に、最後は思わず胸が熱くなる。
「蛙の子は蛙」。勇敢な母の血を受け継ぐ娘もまた然り。
「生みの親より育ての親」。DNAや真実なんて、もはや意味を持たない。
一緒に過ごした時間こそが、愛なのだと気づかせてくれる。

白人至上主義などの風刺もあった…のかしら?
詳しくはよくわかりません😅
でも、意味とか難しいことを考えずに、まずは作品に身を委ねてみてください。
とにかく飽きないし、面白いのだけは確かです!!

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ななやお

3.5「権威」が「スターウォーズ」撮りました(by プリ夫)

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

ポール・トーマス・アンダーソン

一般的に崇められて評価されるのは、「マグノリア」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、「ザ・マスター」あたりだが、その後の作品(「ファントム・スレッド」は若干毛色が違うが)について。

「インヒアレント・バイス」では、1960年代のヒッピーやカウンターカルチャー世代の理想が終わり、「カネ」と「権力」への時代の到来が背景にあり、「夢を見た世代」が覚めていく時代を描いた。ヒッピー探偵はドラッグと陰謀の中で「何が現実か」分からなくなっていく。

そのあとの「リコリス・ピザ」は、その「夢の残骸」を生きる若者たち。「失われていく時代」への郷愁を描いた。

この時期から、PTA作品は大学の映画学カリキュラムや映画史の論文でも頻繁に取り上げられるようになり、「権威的」作家として定着。

当人は撮りたいものを撮っただけのように見えるが、共通するのは、父性、男性性、カネ、権力、SEX、(あと下品!ね)を作品に盛り込み、評論家や映画オタクの面々を喜ばせるのだから、すごいことだ。

そんな彼の、プリ夫主演、大予算を獲得しての

「ワン・バトル・アフター・アナザー」




プリ夫はインタビュで、サングラスを盗むシーンを振り返って、こう言っている。

「ボバ・フェットみたいな、顔をぐるりと覆う光学ゴーグルのイメージがずっと頭にあった。この映画には、どこか奇妙な“スター・ウォーズ的テーマ”がある。この映画は本質的には“娘を取り戻そうとする父親”を描いたアクション映画なんだけど、その裏には非常に緻密で複雑なレイヤーが重ねられている。ここには賞金稼ぎがいて、レイアのような存在がいて、ヨーダもダース・ベイダーもいる。ただし全部、“現実の世界”の中に存在しているんだ。」

PTAは時代を批評しない。

全くその通りだと思う。(帝国も反乱軍、そしてシスとジェダイも「極端」な思想のもとに構築されているのが「スターウォーズ」。)

ここにあるのは、その時代に生きた人物の「父性」、「男性性」が極端な形で描かれ、「下品な物言い」、「SEX」といったPTAならではの要素で作ったアクション映画。

多くの人が指摘するように、本作はPTAより少し上の世代の監督作へのオマージュがちりばめられている。スコセッシの「グッドフェローズ」、スピルバーグの「続・激突 カージャック」、そしてミラーの「マッドマックス」などが分かりやすいが、ベースはなるほど、ルーカスの「スターウォーズ」かもしれない。(そりゃ、スピルバーグもスコセッシもコッポラも絶賛するわな)

もう少し深読みすると、「インヒアレント・バイス」から、「リコリス・ピザ」で若者が時代に翻弄されて生きた姿を描いていることからも、本作はその系譜にある。

思い切って言うと、「青春映画」としての着地なんだよね。PTAの作品には珍しく、甘い結末は、「大予算の娯楽作」ゆえ。

「トランプ政権だとか、なんとか」の声が大きいのは、娘側の視点が少し弱いからか。(プリ夫とデル・トロ、ペンにどうしてもフィーチャーせざるをえない)

ただし、扱いが非常に難しいのは、母親。冒頭からそんなに活躍しているるようには見えない爆弾プロのプリ夫(結局、全編通して、活躍していないプリ夫)が活動を止めて、落ちぶれて、のほうで「バランス」をとっているのだろうが、「娯楽作」の体なので、このキャラクター造形は危険。

あとは、プリ夫の演技が過剰で、PTAのデイ・ルイス、フェニックスと比べてしまうと、ね。言っても仕方ないことだけど。プリ夫の「フラワー・・」の演技は超笑えたんだけどね。

なんだけど!なんだけど!

そんなことをぶっ飛ばす、クライマックスの、互いに事情を知らない3人、3台のカーチェイスは映画史に残る名シーン。ここだけでも映画館見る価値十分。本当にすごい。

追記

本作において、やたら比較されているのだが、少し私見だが、タランティーノとPTAは時代との「寝方」が違う、といったところか。

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しんざん

3.5タイムリーでドメスティックな社会風刺色強めのPTA風活劇

2025年10月4日
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ニコ

5.0“駄目プリオ”の哀愁が最高。PTA映画では「マグノリア」「インヒアレント・ヴァイス」との接点も

2025年10月7日
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笑える

楽しい

興奮

酒とドラッグ浸りでよれよれになった中年親父のレオナルド・ディカプリオが、こんなにも哀れでみじめでダサいのにたまらなくチャーミングだなんて、最高に嬉しい驚きだ。

鬼才ポール・トーマス・アンダーソン(以下PTA)がスター俳優からかっこ悪いキャラクターの演技を引き出す手腕という点で、群像映画「マグノリア」に起用したトム・クルーズが思い出される。同作でクルーズが演じるマッキーは、男性受講者らに意中の女性をモノにする方法を伝授する自信満々のカリスマ講師に見えるが、幼い頃父親に捨てられたコンプレックスを虚勢で隠しており、久しぶりに再会した危篤の父に感情を爆発させる。あのキャラクターも、クルーズ自身のカリスマ性を観客が納得しているからこそ、さらけ出した弱さ、歪んだ感情に驚きながらも人間味を感じて心を寄せることができた。

「ワン・バトル・アフター・アナザー」には、ディカプリオ演じるボブがトム・クルーズばりのスタントに挑むシーンが2回ある(2回目などは、ベニチオ・デル・トロ演じるセンセイとの会話にも「トム・クルーズ」の名が出る)。だが2回とも、クルーズが演じるヒーローのような華麗さや軽快さとは程遠く、中年太りに相応の鈍重さで落ちる、転がる。爆笑を誘うそんな場面にも、哀愁が漂っていてちょっと切なくなる。

トマス・ピンチョンの小説が原作ないし原案であることから、2014年製作の「インヒアレント・ヴァイス」ともいくつか類似点が認められる。ホアキン・フェニックスが演じるヒッピーの私立探偵ドックも、酒とマリファナの常用でぼんやりしていて、ダメ中年の一歩手前だ。元恋人から依頼を受け「seek & find」(謎を追い、答えを見つける)の定型で物語が始まるが、ドックが殺人の濡れ衣を着せられて「run & chase」(逃げる、追う)の要素も加わる。

一方の「ワン・バトル~」では中盤からボブとその娘ウィラが離ればなれになり、軍人ロックジョーと彼が指揮する部隊を追手とする二筋のrun & chaseが並行して進む。だがその後、ウィラを追うロックジョーをボブが追い、さらにロックジョーを追う秘密結社の男も加わり、複雑にからむrun & chaseがクライマックスへとなだれ込む。

ハリウッドスターが片言の日本語を口にするユーモラスな場面も、「インヒアレント・ヴァイス」との共通点。同作では、ドックを日本料理屋に連れて行った刑事ビックフット役のジョシュ・ブローリンが「もっと、パンケイク!」(パンケーキおかわり)と叫ぶ。「ワン・バトル~」ではベニチオ・デル・トロが空手道場の師範役で、ディカプリオが「センセイ」を連呼する。主人公を支える重要人物を日本通として描くのは、PTAが日本文化へのリスペクトをさりげなく表しているようで、これもわたしたち日本の観客にとって嬉しいポイントだ。

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高森郁哉

5.0これまでのポール・トーマス・アンダーソン監督作品の中で、最も万人向け。人物描写や音楽の使い方などが秀逸で、名作の域に達しているエンタメ作品!

2025年10月3日
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これまでのポール・トーマス・アンダーソン監督作品はツウ向けが多い印象でしたが、本作では最も製作費をかけてアクションシーンを増やすなどエンターテインメントを追求した楽しい作品になっています。
本作のメインは子供が成長した「16年後」ではありますが、前半の展開が「16年後」において重要な意味を持ってきます。
そこで前半も時間を確保してしっかり描く必要性があるのです。
上映時間が162分ではありますが、前半は前半で面白いですし、「前半」との対比のもと「16年後」の父親役のレオナルド・ディカプリオの姿や、娘との関係性などが人物造形において深みを与え、長さを感じさせません。
メインの登場人物が奇抜な役柄になっていますが、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロというアカデミー賞受賞経験のある個性派俳優3人の“競演”も見どころの1つです。
これまでポール・トーマス・アンダーソン監督が培ってきた人物描写手法や音楽の活用法などを駆使し、アカデミー賞でのノミネートも多数期待できる、演技も展開も楽しめる名作です。

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細野真宏

2.5ぶっ飛んだクソ映画

2025年10月19日
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ぺこぽん

3.5ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作

2025年10月18日
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難しい

ドキドキ

マグノリア(1999)以来、久し振りの劇場観賞
アンダーソン監督は難解な作品が多いが今作は割ととっつきやすい

とにかく男優陣の演技が凄く良かった

レオナルド・ディカプリオはジャック・ニコルソンに次ぐ名優だと思う
ショーン・ペンの若い頃の演技が好きだったのだが今作は難しい役どころを渋く演じている
ただもっと卑劣で冷酷さが欲しかった
ベニチオ・デル・トロが演じたセンセイは有能だった
今作で一番光っていたと思う

演出では射撃シーンが何回か出てくるのだが当たったように見せかけて実は…というのが多くもっとわかりやすくして欲しかったかな

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よう

4.0ちょっと情けないレオ様

2025年10月18日
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ワンハリを思い出しますね。

ペルフィディアの「たたせろ!」からはじまって
いや、これはどういう癖の映画なの…?ってなる

ロックジョーは変態だけどそれが妙に魅力ありました、、よね?
いや、キモイんだけども。
あと007のダニエル・クレイグに似てる、、よね?
欲情と愛と支配欲がごちゃまぜだし、DNA検査しながら変に父親ヅラした挙句に罵るし、汚れ役は賞金稼ぎに押し付けるし、なかなか死なないし、ほんとにひどい。

ウィラ役のチェイス・インフィニティが可愛い。まつげ。
テヤナテイラーもですが、アフリカ系の手足の長さと、筋肉質な肉体がうつくしかった。

PTA(って略し方はどうなの?!)作品にしてはシンプルなストーリーで楽しかった。移民がモチーフではあるけど、特に何かを解決するわけではない。

あの、センセイって何者??

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Rui

3.5確かに長い

2025年10月18日
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笑えるところはお金が💰かかって無いのが面白い🤣
ハラスメントにも程がある!TV📺では無理なレベル
唯一無二の内容かな!ポンコツ過ぎる😂

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シゲゾ〜

2.0期待しましたが

2025年10月18日
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単純

期待して鑑賞しましたが、アクションも期待値を超えませんでした。
また何より主人公の活躍が何もなく、拍子抜けでした。
「革命家」を揶揄するような描写は面白かったです。

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あめあめ

4.0デカプリオがのびのびと演技しているような気がしました。本気で泣いた...

2025年10月18日
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楽しい

ドキドキ

デカプリオがのびのびと演技しているような気がしました。本気で泣いたり怒ったり笑ったりと、役者という仕事は命を削るような大変な仕事だなと思いました。
センセイの道場にスーパーマンの日本語ポスターが飾ってあったのが気になった。

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koji

2.0勝手にふるえテロ

2025年10月18日
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梨剥く侍

3.0面白いは面白いが…

2025年10月18日
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立花

2.0みんなイカれててついていけなかった。

2025年10月18日
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前評判がよく、期待して見に行ったがあまりこの映画のノリについていけなかった。
革命家と言ってるだけのテロリスト
登場人物それぞれに物語がある。といえば聞こえは良いが薄いストーリーが散漫しているように感じた。
もっと誰かに焦点を絞って深掘りしないと感情移入出来ないし目的もよく分からない
合言葉にこだわる場面はくだらな過ぎるし無駄に長い

余計なシーンは削って100分くらいの映画にしたら見やすかったかもしれない

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ゆきた。

2.5俳優はよかったし、アクションは面白かったけど、ストーリーがイマイチ

2025年10月18日
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軍曹とお母さんの関係はどうなの?最後の手紙も???💢

ショーンペンがこんな映画に出ているなんて。。。最後まで分からなかった。

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Miya-n

4.0ダメプリオとセクシーデニトロと

2025年10月18日
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面白いよ、けどやっぱり3時間は長い。最近の映画長過ぎる問題、どうにかなりませんか。2時間にして、それ以上は前後編に分けてほしい。分けるほどでないのなら、その作品はそれまで。時間的制約があるほうが、いい作品が生まれるんじゃないかな。
お尻痛いし、帰りの電車もギリギリだし。
と、時間には文句はあるものの、面白い。冒頭からしばらくの爆破映像もいいし、最後の追いかけっこもいい。ディカプリオはタイタニックの頃のような王子様感はゼロだし、デニトロはいくつになっても色気があるし、ショーンペンはダサくて最高。

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塩

3.5面白くなかったわけではないけど、私はハマりきれなかった… 普段アク...

2025年10月18日
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面白くなかったわけではないけど、私はハマりきれなかった…
普段アクション映画も好んで見ないし、PTA作品も未履修だからかな〜とずっとモヤモヤ考えてたんだけど、
いまいち盛り上がる場所が分からなかったのと、下品さがあまり好みじゃなかったのもあるけど、登場人物にあまり魅力を感じられなかったからかも…

男性キャラはろくでもなかったり、変態だったり、狂気的だったり、そこが滑稽さになってるのは分かったし、踏んだり蹴ったりで右往左往するディカプリオを見る楽しさはあったけれども、
女性キャラに関してはちょっとご都合主義では…と引っかかってしまい、高揚感を感じるほどは楽しめなかったのかも…
演じてる俳優さんたちは良かった

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るか吉

3.5クリティカルなテーマを扱いつつ、家族愛へのグラデーション

2025年10月18日
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難しい

斬新

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Wing

5.0優れた脚本と監督に演技派の豪華俳優陣、癖になるのも頷けます。

2025年10月18日
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笑える

単純

3時間近い上映時間にも関わらず長さを全く感じさせず、あっという間に感じるくらい没入感があるのですが、内容はひたすら直線的に突っ走っていく特に捻りもない単純明快なストーリーです。正直、この物語を語るだけなら90分でも十分なくらいです。にも拘らず、この作品が面白いと感じるのは、豪華俳優陣を光らせるための細かいプロットが秀逸であるところです。つまり脚本が優れているのです。演技派と言われる豪華俳優陣が沢山出演しております。ディカプリオ、ショーン・ペンにベニチオ・デル・トロ等々、一人一人の演技がとても印象に残ります。先ず、ディカプリオは流石ですね。彼が出演しているだけで作品の質が向上する感じすらします。元革命家で娘想いの憎めないダメ親父の役ですが、そもそも心根が優しいのか、ジャックニコルソンのような強面の風貌であっても人の良さが出るようで、まだ実際に結婚はされていないと思いますが、ジャンキーで自堕落な生活を送っていて情けない姿ではあるものの、不器用ながら必死に助けようとする娘愛に溢れる良きパパ感が滲み出ていました。電話で革命家の同僚とやり合うところは真骨頂でしょう。タランティーノ作品のようなテイストが出てましたね。演じる俳優からすると溜まらない設定ということになると思います。演じていて楽しかったと思いますよ。次にショーン・ペンですが、演技派でありながら、ここ最近のシリアスな役柄だと彼のカリスマ性が封印されているようで、良さを殺している感が否めないと常々勝手に思っておりましたが、今回の役は“ロックジョー大佐”名前から最高ですね。彼がデビューしたての頃に出演した『初体験/リッジモント・ハイ』という作品で能天気でドラッグ好きな兄ちゃんを演じてましたが、何とも惚けた感じで印象に残る魅力的な役柄でした。その頃を思い起こさせるような憎めない変態警官をカリスマ性のある演技で魅せてくれます。ベニチオ・デル・トロは相変わらずカッコいい。脇役とは言え強烈な印象を残します。テヤナ・テイラーは元々アーティストですから、存在自体にカリスマ性があります。そして、娘役のチェイス・インフィニティのナチュラルな演技にはとても引き込まれましたね。良い女優さんだと思いましたよ。あと、俳優の名前は分かりませんが、尋問する警官役の方も印象深い演技で上手かったと思います。優れた脚本に優れた演出家(監督)、この監督の作品をしっかりと鑑賞したのは本作とゼアウィルビーブラッドとザマスターの3作品だけなのですが、演者の魅力を引き出す手腕が素晴らしい。俳優がこの監督の作品に出たがるのも頷けます。前文にも書きましたが内容は単純明快な群像劇にも似たクライムアクションハートフルコメディなのですが、移民問題や人種差別などシリアスな社会問題の要素も含んでおり、実際、作中の「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のエピソードなどにもある、保守的な考え方に対する露骨な表現の仕方が保守派政治家から批判が出るくらいです。本作はリベラル志向の要素を含みつつも、“これは映画だから真剣にならないでね”という、監督の惚けた感じも見え隠れします。私なりの解釈としては、クウェンティンタランティーノ監督はエッジが立ってカッコ良さがあるのですが、ポール・トーマス・アンダーソン監督はシリアスなテーマを扱っていても温かみと丸みを感じさせてくれますね。リアリティに惚けたテイストを絶妙にブレンドさせる独特な作風です。稀有な映画監督だと思いますよ。

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かっちょん
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