FOG OF WAR 見えざる真実

劇場公開日:2025年8月15日

解説・あらすじ

第2次世界大戦でナチスドイツの敗北を決定づけた「ノルマンディー上陸作戦」を題材に、作戦の行方を左右する極秘任務に身を投じた米軍兵が繰り広げる心理戦を描いたスパイドラマ。

1944年、フランスの戦場で脚を負傷し帰国した米軍兵ジーンは、アメリカの諜報機関OSS(戦略情報局)の工作員である婚約者ペニーとともに、ペニーの伯父ボブと伯母モードが暮らすマサチューセッツ州の屋敷を訪れる。実はペニーの知らぬところで、ジーンはOSSから極秘任務を与えられていた。ノルマンディー上陸作戦に関する機密文書が盗まれ、それをナチスへ渡そうとするスパイが屋敷周辺に潜伏している可能性があるという。そのスパイの正体を突き止めるというのが極秘任務だった。人里離れた屋敷には、独特の雰囲気を漂わせるボブとモードに加え、謎めいたベルギー人移民ヴィクターも暮らしていた。誰が敵か味方かわからないなか、独自に調査を進めていくジーンだったが……。

「パーシー・ジャクソン」シリーズのジェイク・アベルが米軍兵ジーン、「デッドプール」シリーズのブリアナ・ヒルデブランドがジーンの婚約者ペニー、「サウルの息子」のルーリグ・ゲーザがベルギー人ヴィクター、ジョン・キューザックとミラ・ソルビノがペニーの伯父ボブと伯母モードをそれぞれ演じた。

2025年製作/103分/G/アメリカ
原題または英題:Fog of War
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
劇場公開日:2025年8月15日

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映画レビュー

4.5 その霧は晴れるのか

2025年9月3日
PCから投稿

泣ける

楽しい

難しい

時は第二次世界大戦、戦局を左右しかねない重要な機密が盗まれたとして、犯人が潜伏していると思われる人里離れた地へ赴くこととなった軍人の物語。

スパイドラマでミステリーな作品。

重要機密を盗んだのは誰なのか?主要人物達だけでなく、細かな脇役たちまで見事なまでに登場人物は揃いも揃って皆怪しげに動き、こちらを疑心暗鬼にさせてくれる。

個人的にミステリー映画は好きだし、本作は登場人物数や分かり易い相関も相まって、非常に考察が滾る‼一人ひとりが発する言葉の節々にも何か企みがありそうだ。

敵は近くに…まさにその通りですね。結局誰が何をどこまで知っていたのだろう?

君を安全に助ける為…の件とか、細かい所を見ればツッコミ所も多いけど、クライマックスに向け真実がドッと溢れ出す展開は痛快‼
この結末は…個人的には超シンプルとも一周回ってどんでん返しとも言える絶妙なライン。思えばあちこちに伏線は散りばめられていたなぁ。ラストは少しウルウル。

あんまり目立ってなかったけど、ジョスリン可愛かったな。もっと出してくれよ。
次点で、そのご褒美三角締めは是非ワタクs…いや、なんでもないです。バスターはしませんから。

派手さはなくとも、最後の最後まで全員を怪しく見せてくれて飽きさせないし、尺も丁度よくミスリードの連発で非常に面白い掘り出し物作品だった。

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MAR

2.5 敵はわかりやすい

Kさん
2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

心理戦を描いたスパイ・ドラマを堪能。

戦闘シーンを抑えた戦争映画はとても新鮮。
PTSDに配慮した作りになっていました。

霧の使い方がダブルミーニングになっていて
とても良かったです。

新たな視点で描かれた作品!

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K

2.5 霧つながり

2025年8月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

彼女は登場した途端にフラグ立ってたし細部の詰めの甘さや安っぽさが散見されて、メジャー館で上映されないのも納得だったけど、謎解き過程のミスリードに工夫があってそこそこ面白かった。

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ひろちゃんのカレシ

4.5 スパイ

2025年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヒロインが「デットプール」の坊主の娘、怪しい使用人が「サウルの息子」のサウル、叔父がジョン・キューザック(マルコビッチの穴)叔母役の人がやたら色っぽいな~と観ていたらミラ・ソルヴィノ(タランティーノの元カノ!)

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たれぞう