三日葬 サミルチャンのレビュー・感想・評価
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東豆川のエクソシスト〜
「バチカンのエクソシスト」の韓国版だった。イケメンインミンキさんにとりあえず司祭コスさせるのが目的なのかと思うトンデモストーリーだった。ストーリーは韓国ドラマの「悪魔な彼女は裁判官」✖️「熱血司祭」。ミカエル云々は、まんま悪魔な彼女〜だった。韓国ドラマお約束のロシア人街に行くと治外法権宜しくヘンテコ祈祷師教祖登場(なぜか韓国人)。最近のドラマだと必ずロシア人街に行って警察手を出せない設定多いなあー。イケメン乗り込んで司祭なのにバカ強っ!熱血司祭じゃん。火だるまになって心臓取られた少女は誰?や突然肉弾戦を繰り広げる司祭、そもそも、悪魔祓いを依頼したシーンあった??取り憑かれた司祭ニキはどうなった?死体が宙を舞ってるのに平然な家族?という???のオンパレード。必殺技は、イケメンの神ボイスで悪霊退散〜。ってオイ。イケメン登場までが長いのと悪魔とは肉弾戦じゃなくて呪文対決なのがちょいダルかった。ほぼジャンプスケア頼み。
でも1番ビミョーなのは、入場者プレのパクシニャンさんのポストカード。これ、誰徳!?
イケメン司祭ならまだ欲しい人いそうなのに〜とワタシも三日葬に参加したビミョーな気分になりました〜。
他人の娘の心臓を闇取引で手に入れた天才外科医が正気に戻るのは妻のビンタのみっていうのは、韓国っぽいかも。
生き残ったものは元気になること
タイトルからコクソンとかパミョみたいな韓国の土着の信仰に絡めたホラーかと思って期待していたら、キリスト教の悪魔祓だった。
自らも取り憑かれたことのある神父の過去と、移植した心臓のもとの少女の件りが、中途半端な描かれ方なので、あれならなしにして憑かれた女の子の取り憑かれたところをもっと見せてくれた方がよかったかな。
主人公の女の子、かわいいし上手いしと思ってたらソウォンの子だった。さすが。新感染の続編にも出てたんだ。
注目。
悪魔祓も聖書の言葉?を唱えてるばかりなのであんまり怖くなかった。キリスト教の人には恐ろしいのかな。
冒頭の部分で... 観るのをなえたってか?
心臓マッサージ(胸骨圧迫)のワンポイント
ベッド上で心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行う場合、マットレスの柔らかさが圧迫の深さに影響を与えるため、可能であれば、ベッドから患者を移動させ、硬い床の上で実施することが望ましいですって!
あたしは実際に医師か救急隊が来るまで心臓マッサージを実施した経験から、本作の映画製作者達のリサーチ力の無さが... 医師である父親が、そんなことも知らないなんてって、映画が限りなく、しょうもなくも映ってしまう。
※余談
あたしが心臓マッサージを施した人は、死後硬直が始まっていて、既に亡くなっておられましたが死亡の判断は、 "基本的に医師のみ" ってなっているので、救急隊員が来て判断のバトンタッチをするまでは、亡くなっていると知っていても ゼイゼイ(||´Д`)ハーハー(;;;´Д`)でしたとさ。(テレビのニュースなんかで心肺停止となっているのは、医師が死亡判断を下していない亡くなった方ですマス。)
でもってこの映画は、美しいホラーなんて言われているけども嫌な言い方をするとメイキャップやギミックが安っぽく見えるし、ラストの終わり方が... "サクリファイス" 的要素が... 元祖とクリソツでんがな!?
※余談の余談
3日間と言えば... ロシアのホラー映画で何回かリメイクされている『妖婆 死棺の呪い(1967年)』を思い出しちゃったけど、本作は結末を含めて少女趣味的映画と言えるかもね?(失礼、あんたたちのようにスマホばかりに気をとられているお茶目な女子たちへ)
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